新製品

あなたの家の冷蔵庫、使いやすいですか?
アクアの多彩な中・小型冷蔵庫


アクアが、Brand Reborn発表会で行ったのは、面白いことに ブランドCMの告知でも、メディア受けしそうな新製品をズラリ並べることではありませんでした。
Brandの考え方の次の説明は、一部新製品も含みますが、販売中の製品群の説明でした。
中でも、冷蔵庫の説明は気合い十分。レポートします。
■大型冷蔵庫を一人で使うと・・・
ちょっと話は逸れますが、今、私は中〜大型の冷蔵庫を一人で使っています。
ほとんど自炊。
買い物は、週2回。近くのスーパーが土曜日はポイント5倍ですので、土曜日は必ずスーパーに行きます。
男の自炊ですので、凝ったモノは作りませんが、栄養バランスには気を使っています。

買い物から帰ると、区分けですね。
冷蔵と冷凍。
量に半端がでそうなものは、下こしらえまでして、冷凍。

テストで、種々の性能をチェックするので大型なのですが、正直さすがに大きい。
なるべく最低の調理道具と、食器でと考えているのですが、根が食いしん坊なのでしょうね。
いろいろな食材、料理にトライしますので、それなりにモノが溜まります。

冷蔵庫の上も物置に使いたいのですが、大型はのっぽ。180cm級。
男の私でも、高いなぁと思うのですから、楚々とした大和撫子は、椅子でも持って来なければならないでしょう。

だからという訳ではありませんが、もう少し中型、小型の冷蔵庫を紹介しなければと思っていた矢先、アクア 日本副代表 執行役員 森田昌治 氏から、アクアの中・小型冷蔵庫の丁寧な説明がなされました。

 
■世は大型が主流だが・・・
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製品を力強く説明したのは、アクア(株)
日本副代表 執行役員 森田昌治 氏


現在、日本市場には110機種の冷蔵庫があるそうです。
内、大容量(400L以上):60%。中・小型(400L未満):40% という内訳です。

「兎に角、冷蔵庫は安い時に買って、詰め込んでしまえ!」という人も多い。

お子さんがいると、特にそうなりがちですよね。
旬のモノより、ハンバーグ。
実は、料理上手の人は、添え物に工夫をしたり、ハンバーグの具材を工夫したりして「旬」を感じさせてくれるものなのですが、全ての人が料理に興味あるわけでもなく、実際はそうは行きません。

その結果、季節に関わらず、味と材料は一緒ですから、「兎に角、冷蔵庫は安い時に買って、詰め込んでしまえ!」となり、冷凍庫は大きければ、大きい方がイイとなる訳です。

で、多くの冷蔵庫は、冷凍庫は巨大なワン・ボックス型が多くなります。
そして奥の方から取り出せる様な工夫されているものはなかなかありませんから、良く見ると、何年か前のパックが出てきたり・・・。
数年前は、ほとんどないとしても、「うーん」と唸っ経験がある人も多いのではないでしょうか?

「何だかなぁ」と思いませんか?

 
■自分らしいスタイルとは、自分に合ったモノを使うことだと思う
私は、「らしい」スタイルは、自分に合ったモノを使うことだと思っています。
一番分かりやすいのは、服です。
デザイン、色、柄、ありますが、まず重要なのはサイズが合っていること。
ダブダブだとダラシがないですし、パツパツだと動きがぎこちない。

このことは家電にも言えることだと思います。

 
■中、小型冷蔵庫は、今後のトレンド
白物家電も長い目で見ると、流行があります。
冷蔵庫の巨大化などイイ例でしょう。
発表会で、巨大な冷蔵庫を見る度、どこへ置くのだろうか?と思うことがあります。

キッチンです。
リビングです。
いろいろな答えが返ってきます。

家族4人。週一回買い物で余らないのでしょうか?

 
この日本。無限にスペースはありません。
しかも超高齢化。単身世帯が増えます。
男の単身、東京に住んでいて、自炊が嫌いで、小金持ち。

間違いなく、外食です。
友だちとの会話で、時折あるのが、次のような感じ。

「冷蔵庫の中は、水だね。」
「家で飲まないの?」
「家だとキリがなくなるので、健康に悪い。」
「財布に悪くないか?」
「飲み過ぎで健康を害すると、もっと財布に悪い!」

で、大きめの冷蔵庫なので、スカスカだそうです。
電力節約のため、新電力の検討中の彼。
冷蔵庫を小さくした方が、節電にもなると思うのですが・・・。

ほとんど、落語の世界です。

 
またこんな見方もできます。
日本は、食品輸入大国です。
一時、中国産が敬遠されたことがありましたが、実際は中国産の食料がないと、日本は成り立たないと言われます。

実は、そんな日本、食品廃棄大国でもあります。
しかも、弁当廃棄で有名なコンビニを含む外食産業より、民間での廃棄が多い。
内、調理くず:60%、食べ残し:40%です。

食べ残しの中には、手つかずが約10%。
賞味期限後どころか、賞味期限内も多数あるそうです。

これって、冷蔵庫が大きくなった分、買いすぎてませんか?

 
■今の問題は、選択肢が少ないこと
それを考えると、自分のライフスタイルに合った、中、小型冷蔵を活用する方が、生活にはイイ。
今まで、冷蔵庫では、大容量ばかりうたわれてきましたが、今後は変わる可能性が大です。

 
ただし、今の中・小型冷蔵庫は選択肢が少ない。
機能も限られています。
アクアは、ここに着目。
ライフスタイルにあった機能を選択することにより、よりユーザーに合った冷蔵庫を世に出すことで、ブランド再生を狙うわけです。

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影に隠れている所には、
「少人数世帯のための冷蔵庫」とある


では、数あるモデルの中から、森田氏が説明してくれたモデルをお伝えします。

 
■AQR-361E
4月発売予定。容量:355L。
このクラスで冷凍庫を2段の引き出しに分ける。底が浅い分だけ、食材管理がし易い。
シンプルな、フラットデザイン。
色は、ホワイト、ブラック。

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使いやすそうな、二段冷凍庫。


■AQR-S36E
5月中旬発売予定。容量:355L。
AQR-361Eと同様に冷凍庫を2段の引き出しに分ける。底が浅い分だけ、食材管理がし易い。
ステンレス扉を採用。大型に採用されているガラストップほどではないにせよ、高級感に振っている。

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質感にこだわったステンレス扉。冷凍庫は2段。


■AQR-D28E
2月に既発売。1〜2人暮らしながらも、家でしっかり料理をすることが
全容量:275Lながら、クラス最大102Lの冷凍室が特徴。
冷凍室は、引き出し型で数段に分かれており、使い勝手も良い。

ホワイトに加え、ルージュという、このクラスには滅多にない、きれいな赤もラインナップ、選択肢を拡げている。

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冷凍庫。中は小分けし易い仕様。


また、自動製氷機付きに、AQR-SD28Eもラインナップされている。
こちらはシルバー、ブラックの2色展開。

 
■AQR-18E
全容量:184L。主に一人暮らしの人を想定。
本体幅、52.5cmにこだわった。理由は、全てのオーブンレンジを上に置いても大丈夫な様にするため。
そして、一人暮らしに多い、冷凍食品を入れる冷凍庫は、54Lで、クラス最大。
使い方にこだわった逸品。
色も、ルージュ、ミルクで、ワンルームでも調和しやすい。

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幅にこだわったのは、天板を上手く使ってもらうため。
ルージュもキレイ。男手もカープファンなら是非!


■AQR-271E
3月既発売。
本体高さ:140cmで、背の低い方、お年寄りでも、全ての棚がラクラク。
オーブンレンジ、トースターも置きやすい。(100℃ 対応のテーブルトップ)
更に、車椅子の方にも使いやすい、ユニバーサル設計。

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扉が低すぎると、車椅子の手掛けに当たり、
姿勢を変えなければならない。これは車椅子ユーザーに朗報。


■アクアの核となる市場の一つ
実は、アクアは大型冷蔵庫は、1モデルしか出していません。
逆に、中・小型冷蔵庫は強く、中型冷蔵庫では、約25%シェアだそうです。

しかし栄枯盛衰は世の常。
高齢者モデルは、パナソニックなども出しており、今から他のメーカーも力を入れてくると思います。

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想像以上に魅力的なアクアのラインナップ。
説明できなかったモデルは、店頭、もしくは下のホームページで。


それでも、今のアクアは、視点もいいですし、車椅子対応のユニバーサルデザインを取り込むなど、一日の長があると思います。
これからハイアールの世界標準品と、どう切り分けて行くのか?
非常に楽しみです。

 
商品のより詳しい情報は、アクアのホームページにてご確認ください。
http://aqua-has.com
 
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