●啓蟄[末候]菜虫蝶と化す
写真の通り、道ばたの植木も芽を盛んに伸ばし、春の光を謳歌しています。
啓蟄の最後を飾るのは、「虫を愛でる姫」でもお馴染みの蝶。
何度か、羽化の瞬間を見ましたが、それは自然の神秘。
くしゃくしゃの羽根が段々伸び、美しく光沢を持つ瞬間は、忘れられません。
●春霞
家の横の大横川に掛かる猿江橋。
そこからはスカイツリーがよく見えます。
距離にして約5km。
春を感じさせるのは、霞具合です。
日本の多くのエリアは、山が複数見えるのが一般。
霞が掛かると、距離で色が変わるので、それは見事なグラデーションなのですが、残念ながら東京の下町ではお目に掛かることができません。
2016年3月17日