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資生堂、『敏感肌と花粉に関する意識調査』結果を発表


資生堂が、インターネットで『敏感肌と花粉に関する意識調査』を行い、その結果を発表しました。
近年では、花粉症は、目のかゆみ、鼻水、鼻づまりのほか、肌のかゆみやほのかな赤み、乾燥などの症状が現れるケースが増加しています。
40年以上前から敏感肌の研究を続ける資生堂では、全国の20~50代女性を対象に「敏感肌と花粉に関する意識調査*」を実施しました。
その結果、女性全体の82.7%以上が敏感肌の自覚があり、花粉時期である春先に、肌のかゆみや目のまわりの肌あれなど、この時期特有の敏感肌症状を感じていることがわかりました。

【調査概要】 調査期間:2015年12月18日(金) ~ 2015年12月21日(月)
方法  :資生堂インターネット調査
対象  :20~50代女性 計2,351名/敏感肌意識・アレルギー症状を持つ女性 20~50代 各150名 計600名

 
<20~50代の女性2,351名を対象とした調査>
■若い世代ほど自覚症状あり? 20~50代女性の8割以上が「敏感肌」意識
20代から50代の女性に、『ご自身の肌についてどの程度敏感だと感じますか』と質問したところ、「敏感ではない」と回答した人は17.3%に留まり、「常に敏感である」19.8%、「ときどき敏感である」62.9%と、全体の8割(82.7%)以上の女性が敏感肌意識を持っていることがわかりました。

main 敏感肌意識を世代別で見ると20代86.5%、30代86.0%で、40代80.2%、50代77.9%と比べて、20~30代ほど「自分の肌は敏感である」と認識しており、敏感肌意識が高い傾向にありました。

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<敏感肌意識のある女性600名を対象とした意識調査>

■花粉症状がなくても肌が敏感に傾きがち!春の「かゆみ」には要注意
敏感肌意識のある人を対象に、「肌あれになりやすい時期」と「季節ごとの肌あれ症状」を聞いた設問で、肌トラブルの症状として回答が最も多くあがったのは「春のかゆみ」39.2%で、次いで「冬の粉ふき」33.8%となっており、冬の激しい乾燥を経た肌が、花粉の飛散する春先にかけて特にかゆみを伴う敏感な状態に陥りやすいということが示唆されました。

また、春の肌あれ症状として多くあげられたのは「かゆみ」に次いで「ヒリつき」15.5%、「赤くなる」11.3%で、 いわゆる”皮膚炎”の状態にあるということがわかりました。

sub2 春に「かゆみ」を感じている人たちのうち、 「花粉症である」と回答した人は41.5%。 半数以上の人は花粉症を発症していないにもかかわらず、 花粉の季節には肌あれ症状を感じているということが判明しました。

 
最も注意すべきは「目まわり」。 皮膚がうすく敏感指数が高い!
『季節ごとの肌あれはどの部位に現れるか』との設問では、一年を通して「ほお」に回答が集まりました。
春先の肌あれで特徴的だったのは2位の「目まわり(41.1%)」と3位「鼻(31.2%)」で、花粉が多い時期にこすってしまいがちなこれらの部位は、他の時期よりも特に敏感な状態になっています。

sub3 花粉症でつらい症状トップ5は「目」、「鼻」に加え、「肌あれ」による痛みやかゆみ!
花粉症であると回答した人に『花粉の症状でつらいこと』を聞いたところ、「目がかゆい」、「鼻水がどんどん出てくる」という目や鼻の悩みが上位にあがりました。さらに、約3人に1人が「肌あれ」をつらいと感じていることがわかりました。

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より詳しい情報は、資生堂のホームページにてご確認ください。
http://www.shiseido.co.jp/dp/column/vol8.html

2016年3月2日

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