思うこと

ウェアラブル分野での、スマホの位置づけ
〜アタッチメントが拓く世界〜


スマートウォッチ。そしてアイウェア型のウェアラブル機器。
確かに、スゴいです。でもそれでイイのでしょうか?
先週行われた、ウェアラブルEXPOの会場を歩いているときに思い当たることがありました。
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スマトーフォンで使用できる
アルコールマネージメント。

それは、(株)INNOVA GLOBALのブースで見かけた、IoTアルコールチェッカー “FLOOME” を見た時でした。
 
このチェッカー、スマホに付けてアルコールチェックができる機能を持っています。

アルコールチェックと言ってバカにしてはいけません。
ほどよいアルコールは人類の友。
日々の人生を充実させてくれます。

しかし、度を過ぎると、依存症がでます。
いわゆるアル中ですね。

また飲酒運転などはもっての外。

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結果も把握しやすい。
お酒に飲まれそうな人にお勧め!

昔から、百薬の長とも、気狂い水とも呼ばれるお酒ですからね、用いようによってはなんとでもなるわけです。
まぁ、お酒談義は置いておくとして、私はこれを見て「あっ」と思ったのでした。

 
■スマホのポジション
スマートフォンは、通信とデーター処理を兼ね備えた素晴らしい機器です。

サイズは手のひら台。これに実用に足るディスプレイ、入力、出力インターフェイスを備え、どこでも電話、ネットとつなげることができ、音楽、映像、ゲームを楽しむことができます。

ゲームが不自由なくできるPCは、高性能ですから、特殊なモノを除くビジネスソフトもサクサク動きます。
しかもカメラ、ムービー、録音も自在。GPSも内蔵ですから、地図を持ち歩いているのと同じです。

これ1台あればかなりのことができます。万能ツールと言っても過言ではないでしょう。
ポケットサイズですから、持ち忘れることがあったとしても、基本、常に隣にあるツールです。
また、稼働時間も24時間以上が基本で、実使用時間も基本、問題はありません。

 
弱点を上げると、ディスプレイサイズと入力インターフェイスですかね。
この2つは更に知恵を絞りたいところですね。

 
それは兎も角、現時点のスマホは移動できる「中継機」の役割も果たしています。
センサーからの情報をBluetoothで、スマホに接続。スマホからネットに接続し、クラウドなどで処理、その結果を、スマホで確認できると言うことです。
これは非常に大きな意味があります。
いままで、データーの総括は、基本PCでしたが、それがスマホに移行しつつあるということです。
ビジネスはPCですが、生活に関してはスマホだけで充分だと思います。

こうなるとスマホは手帳と同じ役目を持ちます。
私は、いろいろな意味で、まだ手帳も使っていますが、その内、スマホのみとなる可能性大です。

 
■アタッチメントで更に機能拡張
今回のIoTアルコールチェッカーですが、どう考えてもウェアラブルに内臓する機能ではありません。
あるとかなり面白い機能でもあることは事実です。(個人的には欲しい!)

現時点でスマートウォッチに、このようなアタッチメントは考えられません。
というのは、スマートウォッチ本体に付けると、かなり使い勝手が悪い。
となると、一度腕から外すか、ケーブルでの接続ですが、双方共に使い勝手は悪い。
スマートフォンに直づけの方が、余程、スマートです。

 
■一般用は、まだまだ時間が掛かるウェアラブル
こう見てきますと、ウェアラブルは、まだまだ乗り越えなければならない課題が山積みです。

いろいろが、時計型のウェアラブルの最大の問題は、新しい世界を切り開けてないことにあります。
例えば、アップルのスマートウォッチを買ったとします。
それで、スマートフォンは持って歩かずに済むかというと、ダメですね。

その上、スマートウォッチ特有の機能がほとんどありません。

その逆がスマートフォンですね。
当初、携帯電話とPCが一緒になった様なものと言われましたが、劇的に売れました。
これはスマートフォンが、携帯電話でも、PCでもない、新しい世界を作り出したからです。

1つ1つの機能は、今まであったものですが、1つに融合することにより、劇的に使いやすくなったわけです。また、アプリを入れることにより、自分の思う通りにカスタマイズすることができるのもプラスです。

それに対し、スマートウォッチはどうでしょうか。
スマートフォン以上のことができる範囲が狭い。
つまり、今すぐに買うべき物ではないということです。

 
今回のウェアラブル展で一番強く感じたのは、逆説的な意味で、スマホは「ウェアラブル・ツール」として認識した方が良く、史上最強のデジタルツールだということです。

 
また、auのスマホの新製品発表会に足を運びましたが、正直、目新しさはないです。
これは、最近のスマホは非常に完成度が高いことを意味します。

 
■結論に代えて
今回、スマホと、スマホ用のアタッチメントは、よくよく見直すべきであると気づいたこと。
第二回 ウェアラブルEXPO、一番の収穫でした。

あと、アルコールチェッカーの情報は下をご覧ください。

 
商品のより詳しい情報は、INAOVA GLOBALのホームページにてご確認ください。
http://innova-global.com
 

2016年1月26日

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