パナソニックの12月限定のサロンを横浜に開設。
名は「あかりサロン」
多くの人は、物事の片面からしか見ない場合が多い。
例えば、灯り。
今、主役の座に上がったLED照明ですが、イメージは「省エネの旗手」でしょうか?
確かに今までの設備の中でのLEDは電球の代わりでしかありません。
少々高くても、ランニングコストを算出してみると、使えば使うほど、お得というやつです。
が、LEDの良さは、光を自在に操ることができることです。
例えば、リビングのテーブル。勉強する時は白色光が良いのですが、食事の時は電球色の方が料理が美味しく見えます。
また、その電球色も、やや赤い光の方にシフトさせてやれば、より美味しさが感じられる。
点光源(電球)しか付かなかった所でも、面光源化してやわらかで明るい光で対応するなど、いろいろな対応が可能です。
が、正直、これは幾ら理論で説明しようが、写真で見ようが、なかなか良さは伝えられません。
その雰囲気下で過ごすことと、その状況を写真で見ることは、旅行して世界遺産を体感することと、その世界遺産を本で見る位の差があります。
ところが、照明は、量販店の売り場でも差はよくわかりません。
理由は、通常家庭だとクローズド・スペースで使われるものが、オープン・スペースで使われるためです。反射光などないですから、全体の雰囲気などが分かりにくいのです。
■あかりサロン
あかりサロンは、パナソニックが横浜駅から歩いて約5分のところにある、パナソニック リビング ショウルーム横浜の中、2Fに、期間限定で設けた特別スペースです。
日本で「サロン」というと小難しい様に聞こえますが、単純にいうとスポンサーが付いたたまり場のことで、元々は応接間や談話室の意味合いでした。
知的職業の人は、そうそう儲かりませんので、昼食を食べにそこに顔を出すわけです。
ポイントはリラックスできる空間であること。
そこで、いろいろな会話がされる内に、新しい発想が生まれたりするわけです。
今回のあかりサロンは、喫茶が提供してもらえる小部屋と思って頂ければいいです。
そこで、あかりによる雰囲気の違いを満喫してもらおうと言うわけです。
■美ルック
今回、提示されるあかりは、パナソニック「美ルック」。
室内のいろいろなものを、よりキレイに見せるあかりです。
太陽光を含め白い光は、全ての色の光が含まれていることは皆さんもご承知だと思います。
この中で、黄色い光は最も明るく、赤、青などの光は暗く感じられます。
赤の場合は赤外線、青の場合は紫外線と、段々見えない光に移行しますので、当たり前といえば当たり前のことです。
このため、人工光は黃みを強めに、つまり明るくするために黃みを強める傾向にあるのですが、顔色などはややもすると悪く見えます。
日本人の肌色は、12色の色鉛筆で表現する場合、オレンジを薄く塗って表現します。
血の色の赤、そしてメラニン色素の黃が、元になっているからです。
このため黃が強くなると、血色悪い顔色になります。
この様なことを踏まえ、美ルックは赤みを強調したLED照明です。
効果は見事な位ですね。
これ以外にも、料理、インテリアなど、より快適に部屋で過ごすためには重要とされていることがあかりでずいぶん変わります。
各種セミナーもあります。
体感したい人は、是非、どうぞ!
詳しい情報は、パナソニックのホームページにてご確認ください。
http://sumai.panasonic.jp/sr/page/top/top.jsp?srcd=25
2015年12月2日