今回紹介するモデルは、昨年「新「定番」家電現る!シャープのトイレ、寝室用プラズマクラスター発生機」として紹介したモデルの後継機種。
トイレ用、寝室枕元用と、ターゲットが明確に絞り込まれているため、明確な効果があり、想定以上の台数が出荷されたと聞きます。
■ニオワンLEDプラス
今回から天井設置用のプラズマクラスター発生機にペットネームが付きました。
「ニオワンLEDプラス」。
「ニオワン」は「臭わん」。そしてプラズマクラスター発生機にLED電球が加えられているので「LEDプラス」。
あくまでも、プラズマクラスターを中心に据えた名前に、シャープの気概が見られます。
以前は、トイレ用の1種類でしたが、今回はトイレ用と同仕様で玄関、サニタリー用のモデルが追加され、ラインナップが拡充されています。
■小さな欠点も改良された2015年モデル
生活家電.comでは、このシャープの初代モデル:IG-GTA20(トイレ用)のテストを行いました。
(レポート「やはりイイ出来!シャープ、「天井設置型」プラズマクラスターイオン発生機:IG-GTA20」)
テスト時、非常に感心して、友だちに話したところ、友だちも購入して、「本当にスゴい!」との感想をもらっています。
効果は高く、欠点は皆無。
ただ懸念点として、重さ(重いと落ちてきた時怖い)など、2~3点上げたのですが、今回はそれも改良されていました。
それは「サイズ」(大きさと重さ)と「静音化」です。
昨年のモデルと比較してみましょう。
型番 | IG-GTA20(昨年) | IG-HTA20(今年) |
サイズ 幅×奥行×高さ |
102×102×220mm | 85×85×220mm |
重さ | 540g | 440g |
動作音 | 38dB | 34dB |
動作音に関しては、もう一声欲しい所ですが、重さに関しては頑張った感があります。
もう少し軽いと、現在の口金E26だけでなく、口径を変えるアダプターで使うこともできるのですがね。(トイレはE17が使われることもしばしばあります)
■使用場所を拡大する玄関・サニタリー用
今回、追加ラインナップされた玄関・サニタリー用は、いろいろな場所で使うことが想定されています。
トイレ用は一畳設定されていますが、玄関・サニタリー用は二畳設定。同じ仕様ながらパワーアップが図られています。
トレイもそうですが、玄関、サニタリールームもニオイ被害が置き易い場所です。
玄関は、下駄箱。
サニタリーは、水を使いますので「カビ」ですね。
双方共に、有機物によるニオイです。
プラズマクラスターイオンはこの有機物に対しては、効果が高いですからね。
玄関は、人がいないときは下駄箱を開けて置くことをお勧めします。
中の多湿対策にもなりますが、プラズマクラスターが直接ニオイ元に辿り付けるからです。
特に、玄関・サニタリーは、ニオイ対策しようとしてもコンセントの数が不十分だったりするため、中々対応しにくいです。
灯りとニオイ対策が一致した、このニオワンLEDプラス 二畳用はまさに、痒いところに手が届くようなモデルです。
因みに光色は電球色。
全光束 810lmですから、十分な明るさがあります。
この天井設置型は、本当にイイです。
■ベットサイド用プラズマクラスターイオン発生機
こちらも昨年度から発売されたモデルです。
単純に言うと枕元のニオイ取り。
女性は男性と違って髪が長いですから、どうしても乾きにくい。
生乾きで寝る人もいます。
そんなこんなで、やはりニオイは気になるものですよね。
これに対する解答です。
初代モデルの問題は、実は大きさです。
枕元は割りと手狭です。
なるべく小さい方がベターです。
初代モデルは、球形の駕籠状。
底面積は小さいのですが中央部は膨れていますから、割りといろいろなところに当たります。
このため今回は、据わりの良い香水瓶の形を取ってきました。
上からの投影面積は、初代モデルの55%だそうです。
こちらも欠点を修正しています。
またプラズマクラスターは、美肌効果があるそうです。
ここも女性向けです。
更にいうと、LEDはさくら色。
シャープのさくら色のシーリングLEDライトを使っていましたが、これはかなり秀逸です。
さくら色は、かなり穏やかな気分になります。
ニオイ対策家電として定番の地位を確立しつつある、「ニオワンLEDプラス」とベッドサイド用プラズマクラスターイオン発生機。皆さんも是非。
商品のより詳しい情報は、シャープのホームページにてご確認ください。
http://www.sharp.co.jp/pcig/ Bolivia