旬の情報


●秋分[次候]蟄虫戸を坯す
読みは、「すごもり のむしとをとざす」。
夏あれだけいた虫が冬ごもりのため、姿を隠すことをいいます。
アキアカネ以降、秋は鳴く虫の季節ですが、それも10月中頃まででしょうかね。
いずれにせよ、寒い時期が足音を忍ばせてやって来ます。

 
●十五夜
DSCF7599最近は、月が最も大きく見えることから、スーパームーンとも言われますが情緒がなくてダメですね。
日本人の情緒あふれる言葉、「新月」「朔」「三日月」「蛾眉」「上弦の月」「十日夜」「小望月」「待宵月」「満月」「望月」「十五夜」「十六夜」「居待月」「寝待月」「更待月」「下弦の月」「有明月」「三十日月」「晦日」を復活させて欲しいモノです。

特に、月の出る時間で呼ばれる「居待月」「寝待月」「更待月」「有明月」は、夜、どれだけ月明かりが貴重だったのかを示す言葉でもあります。

2015年9月28日