東芝、60年目の集大成。「備長炭かまど本羽釜」の2.5合炊きタイプを発売
東芝から、IHジャー炊飯器の新製品、「備長炭かまど本羽釜」の小容量タイプ(2.5合炊き)「RC-4ZWJ」が、2016年1月上旬から、「RC-4ZPJ」が2015年11月中旬から、いずれもオープン価格にて、発売されます。
製品の主な特徴は以下の通り。
■昔ながらの羽釜の形にならった「備長炭かまど本羽釜」
東芝は、内釜の形を昔ながらの羽釜の形にすることで、かまど炊きのおいしさを実現する炊飯を可能にしました。
「備長炭かまど本羽釜」は、羽釜同様に羽から上の空間を広く取ること(「連続沸騰うまみ空間」)で、沸騰初期の加熱量を高めて、連続加熱・連続沸騰を可能にしています。
この連続沸騰の間に、たっぷり引き出されたうまみ成分(おねば)が、お米一粒一粒を包み、バランスの良いかたさと粘りで炊き上がるため、ごはんの甘みは従来比で約12%向上当社東芝製14年度モデル:RC-6XHRと新モデル:RC-4ZPJとの比較。還元糖量(ソモギー・ネルソン法で測定)による。RC-6XHRの「本かまど」コース:98mg/ごはん100g、RC-4ZPJ「かまど名人 おすすめ」コース 110mg/ごはん100g(平成26年度産コシヒカリで測定)。
また、内釜の周囲に設けた羽は、「羽釜」の羽本来の役割の通り、熱を閉じ込め羽から下の空間を高温に保ちます。
独特の形状を持つ「備長炭かまど本羽釜」は、プレス成型ではできない形状です。
発熱効率の高い「鉄」と熱伝導の良いアルミを高圧で一体成型した後に、一品ずつ内釜の内面と外面を丁寧に削り出して羽釜の形状に仕上げています。
この溶湯鍛造製法は、内釜の高い強度と熱伝導性の良さが特長。すばやく内釜内部が高温になるため、内釜全体へ均一に伝わるため芯からふっくらと粒感のあるごはんに炊き上がります。
■消費電力:1000W、3.5合以下の小容量釜で最高火力
小容量でもおいしくご飯を炊き上げられるように、3.5合以下の小容量クラスで最高の消費電力:1000Wの高火力を採用。
かまど炊きのようにお米一粒一粒にしっかりと熱を届けて炊き上げます。
■4通りに炊き分ける「かまど名人」コース
しっかりとひたして大火力でおいしく炊き上げる「かまど名人」コースは、「おすすめ」コースの他、「しゃっきり」「もちもち」「やわらか」、と4通りの炊き分けができます。お米の特性、お好みに合わせた炊き上がりが選べます。
■「麦ご飯」も手軽に炊ける新コース
食物繊維が豊富な「麦ご飯」を手軽に炊けるよう、専用の「麦ご飯」コースを搭載。
内釜に白米とは別に麦専用の水位線も設けました。
溶湯鍛造製法による内釜の「丸さ」が生み出す強い熱対流で、白米より軽いため上に集まりやすい麦にもしっかりと熱を伝えて炊き上げます。麦も白米も炊きムラを抑えて、しっかりと膨らんだ炊き上がりになります。また麦ご飯を12時間まで保温できます。
■「スマートタッチパネル」(RC-4ZWJ)
静電タッチパネルを採用したフラットな操作部を採用。
操作内容に応じて表示されるボタンが限られるので、直感的な操作がしやすくなります。また、凹凸がないため、拭き掃除も簡単です。
■環境への配慮
電子ユニットの基板には、鉛はんだを一切使用していません。
商品のより詳しい情報は、東芝ホームテクノのホームページにてご確認ください。
https://www.toshiba.co.jp/tht/index_j2.htm
2015年9月3日