先日、Vitantonio(ビタントニオ)のポップコーンメーカーとヨーグルトメーカーを中心とした発表会に出席しました。
「なぁんだ、一芸家電じゃないか! すぐ飽きそうだね!」
そう思うことなかれ。基本を極めれば、いろいろなモノと組合せ、応用が利くのは世の常。
確かに、高級家電ではありませんが、いろいろな意味で、自分の味方になってくれそうな家電なのです。
■ポップコーン・ダイエット、ご存じですか?
こう言うと、大抵の女性はビックリします。
映画館、遊園地、など、アメリカ系のエンターテイメントでは必需品のようなスナックですからね。
皆、パクパク食べてますし、キャラメル味を選んだ日には、それはかなり甘いですからね。
とてもじゃないですが、ダイエットとは無関係の食品の様ですが、本当にそうでしょうか?
■ポップコーン・ダイエットの原理
ポップコーンの原料は、トウモロコシ。
米、小麦と並んで、世界3大穀物の1つです。
家畜用の飼料で使われることも多いですが、人が主食にしても可笑しくないポテンシャルを充分持っています。
しかも、ポップコーンはトウモロコシの実を爆発させて作るわけですから、非常に量に比べて実重は非常に少ない。
一人分のサラダボール1杯位の量で、約60g。
お茶碗一杯分のお米が150gですから、その半分以下です。
カロリーを高くしているのは、回りの添加物です。
そりゃそうですね。
こってりと、分厚く付いたキャラメルソースなどはいかにも、カロリー高です。
自分で作ると言うことは、それらをコントロールできるということです。
少量でお腹が膨れます。
さらにいうと植物繊維の塊。
体に悪いわけがないです。
これがポップコーンダイエットです。
■ポップコーンには2種類ある!
もう一つトリビアを。
ポップコーン・ダイエットに用いられるポップコーンは、よくみるとかなり丸みを帯びています。
『マッシュルーム』型と呼ばれるタイプです。
普通のは、『バタフライ』型。
蝶が羽根を伸ばした形なので、ソースが絡みやすいのです。
このため、ソースが濃厚だと、ソースばっかり味わう感じで、すっかり飽きがきます。
逆に、ポップコーン量に対し、もっとも表面積が小さいのがバタフライ型。
ソースが絡みにくいため、ポップコーン本来の味(=トウモロコシの味)も楽しめます。
■できるのが速いということ
ビタントニオのポップコーンメーカーの良さは、何と言っても速く出来上がることにあります。
時間にして約120秒。
2分ですから、ウルトラマンでも食べることができます。
秘密は「熱風」です。
一般的にポップコーンは炒って作ります。
コーンの中にどんどん熱が溜まり、そして爆発。
ガスコンロで作った経験は、皆さんもあると思いますが、約5分位掛かります。
しかも、一部、実のまま残っていたり、少し残念ですね。
ところが、熱風はスゴイです。
一粒残さず、見事に弾けますね。
しかも、ドンドン弾けるシーンは見入ってしまいますね。
子供がいる家庭では、是非です。
ちなみに、ポンポン弾けている時の豆に触るのと、稼働中の機械に触るのは御法度。
大変に熱いです。
■一芸家電ではなく!
一芸家電という言い方が流行った時があります。
「それしかできない」という意味です。
その中の代表格が、ヨーグルトメーカー。
しかし、実はヨーグルトメーカーは、「発酵」家電ですから、初めから、そのコンセプトで作り上げると、かなりの「発酵」食品を作ることができます。
ビタントニオの新型ヨーグルトメーカーは、本当にいろいろなモノを作ることができる仕様になっています。
■使い勝手がメチャメチャいい
ヨーグルトメーカーのヨーグルトの作り方は、割と単純です。
成分無調整の牛乳の中に、プレーンヨーグルトを入れます。
そして保温。
数時間後には、プレーンヨーグルト内の菌の活躍で発酵し、ヨーグルトができるわけです。
原理は単純なのですが、実際に行うと問題も出てきます。
雑菌です。
このため、ヨーグルトメーカーというと、とにかく『煮沸消毒』という感じなのですが、ビタントニオは見事にそこから脱皮しています。
どうするかというと、紙パックごと使うのです。
紙パックは、牛乳メーカーの方で、無菌化しています。
これをそのまま使ってしまおうというわけです。
消毒はかき混ぜたりする長いサジだけ。
本当に楽です。
■大人の楽しみ:白味噌造り
味噌はいろいろな種類があります。
使うのは、大豆と米麹。
塩を自分で加減することができるので、甘めに作ることも可能です。
しかも、極めて短時間でできるのです。
60℃、8時間の白味噌を会場で頂きましたが、美味しかったです。
それ以外に「甘酒」などもできます。
■あの「マイボトル・ブレンダー」の改良版 他
ビタントニオの近年のヒット商品は、1人分のスムージを作る「マイボトル・ブレンダー」。
会場には、「マイボトル・ブレンダー」も展示されていました。
作る間、押さえつけておくことなどが不要になったため、とても便利になりました。
また、ワッフル&ホットサンドメーカーもカップケーキ用のプレートをが付いた、「リミテットモデル」が展示されていました。
最後は、チョッパーです。
このチョッパーは、あの硬い氷も削ることができます。
お料理だけでなく、かき氷に、そしてお酒のお供にも最適です。
商品のより詳しい情報は、ビタントニオのホームページにてご確認ください。
http://www.vitantonio.jp/