東芝から、生体センサ「Silmee」シリーズの新商品として、 従来品「Actiband」に会話量測定や食事時間検出などの新機能を追加したリストバンド型生体センサ「Silmee W20」(24,000円（税込））と「Silmee W21」（28,000円（税込））が発売されます。
「Silmee W20」は、Amazon、Yahoo!ショッピング、楽天市場での購入受付中、9月下旬の出荷予定。
さらに、GPS機能を搭載した「Silmee W21」については、9月下旬に購入受付を開始し、11月初旬の出荷予定。

新商品は、会話量測定、食事時間検出、位置情報「Silmee W21」は、 本体に搭載されたGPSによりユーザ位置を特定 、ボタン操作による第三者への緊急連絡、脈拍測定、紫外線量測定、皮膚温度測定などの新機能が搭載されています。

これらの取得情報やライフログを記録することで自分自身のからだの見守りに活用できます。また、記録したライフログは第三者と共有することが可能。さらに、企業向け拡張機能として、体調不良などでセンサが異常値を検出した場合に、予め登録した相手に緊急通知をすることができます。

バッテリー持続時間については、東芝の半導体事業で培った独自の信号処理技術や、測定情報のセンシング頻度の最適化により、動作時の消費電力を最小限に抑え、従来商品同様、2週間の連続使用を実現しました。これにより、旅行先や出張先など外出先でも充電を気にせず使用することができます。

新商品は、市販の腕時計用バンドの規格と互換性があるため、季節や気分に合わせて好みのバンドに交換することもできます。

これまで生体センサ関連の商品として展開している活動量・睡眠・食事などを記録できる、リストバンド型活動量計「Actiband」及び貼付け型生体センサ「Silmee　Bar type Lite」 を、今後は「Silmee」シリーズとしてブランドを統一し、目的に応じた幅広いラインアップを展開していきます。
また、大学・研究機関・企業と協力し、センシングした身体情報やライフログを利活用したさまざまな価値創造を図り、今後、「Silmee」シリーズが健康管理や見守りなどのキーデバイスとなり、「みんなが健康でいきいき生活できる社会」の実現に貢献することを目指すそうです。

なお、東芝が国立大学法人大分大学と共同で実施する「認知症のなりやすさ」と身体情報・生活習慣との因果関係を解明する実証研究において、本商品が使用されます。

 
■新製品の主な仕様