『アクアの力量 その1』で取り上げた『スラッシュ』がメーカーの想いで作られた洗濯機でしたら、もう一つの2015年モデル『ツイン・ウォッシュ』はユーザーの想いで作られた洗濯機と言えるかも知れません。今回は、そのレポートを。
■『クリア・トップ』はユーザーニーズ
『ツイン・ウォッシュ』はかなり目立つ外観をしています。
それは、フタ部分のクリア部分が異様に大きいからです。
洗濯機のフタは必ずと言ってイイほど、一部窓が設けられています。
何故かというと、中身を確認したいというユーザーニーズがあるからです。
洗濯機は面白い家電です。
「水」をふんだんに使うこともあるのでしょうが、見ていて引きつけられるものがあるのでしょうね。
子供の頃、洗濯機の渦に見入った思い出があると思います。
しかし、昔の洗濯機はフタを開けっ放しにして使うモノでした。
よく母から「危ないから、手を入れてはダメ。」と注意されたものです。
いつ頃からでしょうかね。
安全対策の一環として、フタを閉めないと動かなくなったのは。
そうなると、ユーザーは中を見たがるモノです。
特に、洗濯機、水の動きは人気がありますからね。
このニーズは分かっていても、なかなか思い切った所まで大きな窓を持つことはできません。
クリアデザインは、一つ間違えると安っぽくなりますからね。
その意味を含め、アクアの『クリア・トップ』は、かなり挑戦的なデザインとも言えます。
■洗浄の鍵は「ツインパルセーター」
縦型洗濯機の性能は、いかに衣類に負担を掛けずに、衣服に触れる新しい水量を増やすかが大きなポイントになります。
もっと単純な言い方をすると、使う水量は最低に、そしてその少ない水量の中、衣類をうまく泳がせるかです。
衣類が泳げば泳ぐほど、汚れが落ちると言うわけです。
左右上下の動きはパルセーターにより、もたらされます。
アクアが昨年開発した「ツインパルセーター」は、パルセーターの中にフリーの部分を作り、複雑な水流を作ることに成功しています。
「左右」洗いだけでなく、「上下」洗いそして壁面への「押し」洗いが可能です。
モーターと同じ動きをする部分と、慣性他の力により別の動きをする部分があるため、「ツイン」という名が冠されているわけです。
で、ツインパルセーターはもう一つの機能もあります。
余分な水を汲み上げ、上から注いでやるのです。
衣類だけでなく、水自体も動かし、より衣服に触れる新しい水量を増やしてやろうと言うわけです。
そうなると少ない水量でも、豊富な水量と同じ洗浄効果が得られます。
言い方を変えると『節水』が可能ということです。
40L/回だそうです。
■糸くずキャッチャー
『ツイン・ウォッシュ』にも『スラッシュ』と同じ、『糸くずキャッチャー』が付いています。
ここは質実剛健。
見栄えより、実力ですね。
ちなみに、捕獲率は95%レベルだそうです。
■脱水仕上がり
『ツイン・ウォッシュ』にも『スラッシュ』と同じ、『脱水仕上がり』モードが付いています。
通常の800回転/分に対し、「やわらか」(400回転/分)と「しっかり」(850回転/分)。
手洗いも含め、弱洗いなどにも多用できる「やわらか」は魅力です。
■ラインナップ
今回、新しいラインナップは、
縦型洗濯乾燥機(洗濯:10kg/乾燥:5kg)、縦型洗濯機(洗濯:10kg、8kg)
です。
今、日本の洗濯機事情は、縦型洗濯機に人気が集まっています。
都市部では、外干しがどんどんなくなりつつありますので、普通なら乾燥機付きというのでしょうが、そうなっていません。
最大の理由は、電気代だと思います。
今回のアクア『ツイン・ウォッシュ』は、とにかく洗濯機能に集中した作りになっています。
これは今の事情に良くあっている、洗濯機といえます。
アクアブランドを有するハイアールは、戦略発表会で、オールスケルトンのモデル「クリア」を発表し、注目を集めましたが、その根底にはがっちりした技術があることが分かります。
『ツイン・ウォッシュ』『スラッシュ』は、実力派の洗濯機と言えます。
商品のより詳しい情報は、アクアのホームページにてご確認ください。
http://aqua-has.com/laundry/
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