新製品

泥汚れに強い「ドラム式」洗濯機出来ました!
農業女子プロジェクトとコラボしたシャープ ES-Z210


「人に真似されるモノを作れ!」は、シャープ創業者 早川氏の言葉です。
今回発表の洗濯機カテゴリーでも「穴なし槽」は独自です。
そんなシャープですが、今回のドラム式洗濯機ですが、新しい展開がありました。
■究極の泥汚れ
農業は、国の根幹産業の1つです。
人類に取り、最も古い仕事の1つでしょう。
しかも後継者が少ない産業でもあります。

後継者が少ない理由の一つに、土とずっと向かい合わなければならないことが上げられます。
農業の基本は土、水、気候。
24時間の注意が必要ですし、肉体も酷使しますからね。

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日本全国の畑の土。
北海道〜熊本で、こんなにも違う。

私も、田おこし、田植え、等、祖父母がするのを手伝ったことがあります。
言われるのは、「ボロを着て来い」でしたね。
泥が落ちないからです。

当時、手洗い、洗濯機など、いろいろと駆使していましたが、やはり落ちない。
このため、新品なんて勿体ない。
着古した体操着、アウトドアウェアが一番となるわけです。

が、洗っても洗ってもどことなく薄汚れている。
しかし、それでも、赤銅色に日焼けして、飄々とした雰囲気の祖父は格好良かった。
日本の風土というか、自然を感じさせてくれましたから。

と言うモノの、そんな人だけではないでしょうからね。
そう都会の出で立ちとは全く違います。
基本的に汚れがすくない世界で生きていますからね。
嫌がる人もいます。

少なくとも、泥汚れ品と普通の洗濯物を一緒に洗えません。
そう農業の人は、少なくとも1回分、洗濯数が多いのです。

 
■農業女子プロジェクトとシャープのコラボ
農林水産省が推進するプロジェクトに、「農業女子プロジェクト」があります。

農林水産省のホームページによると、『女性農業者が日々の生活や仕事、自然との関わりの中で培った知恵を様々な企業のシーズと結びつけ新たな商品やサービス情報を社会に広く発信し、農業で活躍する女性の姿を多くの皆さまに知っていただくための取り組みです。』
とあります。
スクリーンショット 2015-07-17 8.52.31 もう少し見て見ると、農業女子プロジェクトは、いろいろな様々な企業、団体と個別のプロジェクトを推進しています。
ナムコ、東和コーポレーション、NHK出版、シャープ、東邦、東洋ハウジング等々、全部で21のプロジェクトが進められています。

シャープは家電でのコラボですね。
家電で、仕事の環境をよりよい方向に持って行こうと言うわけです。

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左)農林水産副大臣 あべ俊子氏、右)「農業女子プロジェクト」メンバー


 
■シャープの「マイクロ高圧洗浄」技術は・・・
会場では、このプロジェクトの記録ビデオが流されていました。
ビックリしたのは、日付です。
今年でしたからね。

話の中で出たのは、ダメだしされて、1ヶ月後に「OK判定」が出たとのことでした。
実際にモノを作っている人なら分かると思いますが、1ヶ月というのは実働期間として短いです。

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シャープ ドラム式洗濯乾燥機 ES-Z210
洗濯 10kg、乾燥 6kg
2015年8月27日発売、オープン価格

シャープが、これをなし得たということは、去年のモデルから搭載している「マイクロ高圧洗浄」技術の素性がイイことを意味します。
マイクロ高圧洗浄は、細かな水の粒で繊維の目に詰まった汚れをはじき飛ばす方法です。
洗剤によらない物理的な汚れ落としですから、脂汚れには弱いですが、泥汚れには強いです。

マイクロ高圧洗浄を使った1ヶ月対応の詳細は、当然秘密でしたが、鍵は水量とタイミングということでした。

 
これにより出来たのが、「極め洗いコース」です。
実際は、標準コースの4倍のシャワー量で、洗浄範囲を1.4倍にした「マイクロ高圧洗浄」だけでなく、約40℃の温風で衣服を温め、洗剤の活性化も行っています。

「叩き洗い」のため、「擦り洗い」で洗浄力が弱いと言われてきた「ドラム式」ですが、ここに泥汚れに極めて強くなりました。

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古くなり、落ちなくなった感じの汚れも問題なく落ちている。


 
■予洗いに使うと
農業ほど厳しくはないものの、子供の体育着などは、よく汚れています。
ま、泥んこになって遊ぶのは、子供の特権ですからね。
こんな時、手洗いでまず、大きな泥を落としてから、洗濯機で洗います。

この泥汚れ用の予洗いに、「マイクロ高圧洗浄」を使うこともできます。
正直、予洗いだけでもかなり落ちています。
なかなかに使えるわけです。

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■ぽかぽか・おひさま乾燥
日本人は天日干しが好きです。
日光消毒という言葉も「天の恵み」と言わんばかりに使います。
が、これは天日干しした後のふとんの気持ち良さから出ていると思います。
からっとした天日干しのふとんは、肌触りとイイ、香りとイイ、人にやさしい感触ですからね。

ただ昨今の洗濯事情は、中々天日干しだけというわけには行きません。
花粉症の人は、春先外に洗濯物を干すのは厳しいですし、独身女性で会社勤めの人は平日、外に干しっぱなしと言うわけには行きません。

このため、シャープが用意したのは、「ぽかぽか・おひさま乾燥」。
名は、やさしい感じですが、かなりの熱量が必要です。

このため、省エネヒートポンプに加え、洗剤のため40℃まで熱するサポートヒーターを使います。

90%以上の女性が心地よいと評価しました。
「ふんわり感」「カラッと感」「やわらかさ」「あたたかさ」など4つの項目で従来型を上回っています。

DSCF4657 ドラム型では、弱いとされた洗浄力がかなり強化された洗濯機です。

 
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商品のより詳しい情報は、シャープのホームページにてご確認ください。
http://www.sharp.co.jp/sentaku/

2015年7月18日

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