新製品

アクティビティ・トラックカー
Misfit FLASH登場!


米Misfit社の創業は、2011年10月5日。
ウェアラブルデバイスの中、アクティビティ・トラッカー(活動を追いかけるモノ=活動量計の事。ただしこの活動の中には、睡眠計も含まれる)のベンチャー企業です。
■Misfit社のトリビア
10月5日は、奇しくもスティーブ・ジョブズが死んだ日です。
しかも、3人いる創業者の1人は、ジョン・スカリー。

ペプシコーラ社長とアップルコンピュータの社長、CEOを歴任といえば、あのエピソードの人です。
そう、ジョブズが「このまま一生砂糖水を売り続けたいのか、それとも私と一緒に世界を変えたいのか」と口説き落とした人物です。

そして、社名のMisfitは、1997年のアップルのCM、「Think Different(違うことを考えろ!)」の一部から取っています。
「Misfit」=今までの基準に不適合という意味です。

なんか、これだけで、クイズコーナーが1つできそうな塩梅ですね。

 
■アクティビティ・トラックカーの弱点
2013年の夏、JAWBONE UPと、Misfit Shineを比較したことがあります。
本体は、UP、Shineは五分五分というより、Shineの方がややイイ感じでした。
が、アプリを考慮した時、UPの方がのびしろがあると考え、その後、UPを中心に、この分野を見てきました。

実際、UPは、UP24、UP3とどんどん進化して、のびしろがあると見た通り、使いやすくなってきました。

しかし、その内にアクティビティ・トラックカーの弱点が充分見えてきました。

一番大きな弱点は、ずっと付けるのは辛いということです。

これは大きく2つの意味を持ちます。

1つは、24時間付けているという物理的な問題です。
日中よりも寝る時が、辛いですね。
あと、運動直後で汗が出た時ですね。
肌を休めては装着を繰り返すのは、割と大変です。

2つめは女性に多い話ですが、「同じモノを毎日着けるのはちょっとね」という話です。
服は毎日着替えますからね。
それに合わせて、アクセサリーを変えるのは当たり前ですから、アクティビティ・トラックカーが自分の好きな色であっても、毎日使うのは厳しいわけです。 DSCF4362 ■Misfitの考え方
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Shineとアクセサリーキット

Misfitは、小型円形の本体を持ちます。
この本体をいろいろな方法で体に付けられるようにしました。

ここでMisfitが、他のアクティビティ・トラックカーと違うのは、金属を使ったところです。
質感がイイのです。
アクセサリー感覚ですね。

Misfitは、体に付けてさえいればイイので、ペンダント、時計、他、アクセサリー感覚で使用することが可能です。


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アクセサリーの代名詞、
SWAROVSKIも当然作っています。

Misfitが上手いのは、「餅は餅屋」ということで、アクセサリー屋と組んだことです。
結果、本体より高価になりますが、魅力的な装着治具ができるわけです。

また、ミュージシャン、女優など、人気アーティストの名を持つ数々の限定モデルは、発売後すぐ売り切れているとのことです。

DSCF4398

ヴィクトリア・セレクトのShine。
テーマ・カラーのピンクを用いるのはもちろん、アプリも専用のビジュアルになっている。


アクティビティ・トラックカーは付けてもらえなければ、何の意味も持ちませんからね。
これは重要なことです。

 
次のポイントは、単なるアクセサリーではないということです。
このためMisfitは、いろいろな情報を12個のLEDで伝えられるように設計されています。
テスト時に、一番重宝したのは、アバウト(5分)ながらも時間が分かる機能です。

また本体内部にボタン電池を持っているのも特長ですね。
これにより、充電することなく、数十日保たせることができます。

さらに防水でもあります。

 
■FLASH
今回発表の、FLASHは、SHINEの廉価版です。
外装が金属でなく、樹脂に変わりました。
また、形も変わっています。

DSCF4436 このため、Shineのアクセサリーが使えるかというと、使えません。
そこは完全に、割り切った方法を取っていますね。

ただ性能は、基本Shineと同じです。

恐れ入ったのは、価格ですね。
5,000円を切っています。
入門モデルとしては、性能がしっかりしていて、最安価なこともあり、お勧めし易いモデルです。

DSCF4460 そして、FLASHからShineへステップ・アップしてもそれまでのデーターは使えます。

ただ、Misfitは、まだFitbit、JAWBONEの様に、機能アップを提示していないことも事実です。(社名通り、他社のモデルに左右されていないとも言えます。)

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当然、色もいろいろあります。


 
最後に、もう一度、Misfitならではの特長をまとめておきます。

1)付ける場所を選ばない。(FLASHのデフォルトは手首)
2)ディスプレイを持たないが、12個のLEDでいろいろな表示が可能。
3)防水機能あり。(FLASHは10m防水)
4)内部にボタン電池があるため、数ヶ月は充電しなくても稼働可能。

 
■そして彼らが次の道を示した
発表会の終わりに彼らは、次の道を示しました。

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1.0という今の状態から、2.0へ移行するとスライド。
共感できるところが多い。


それは、スマホの機能の一部肩代わりです。
と言っても、スマホサイズの大ディスプレイを持っていないのも事実ですからね。

メールが読めます、通話ができますなどという下世話な話ではなく、今ゴタゴタしていることをスマートに処理するわけです。

例えば、デジタルIDとして使用できるようにするわけです。
腕時計は付けている限り、そう簡単にはなくなりません。
それより軽く、24時間装着前提のアクティビティ・トラックカーは、デジタルIDを入れるには、ズバリですね。

健康特化でもなく、スマホになびくわけでもなく、我が道を小気味よく進む。
社名通りの考え方だと思いました。

 
商品のより詳しい情報は、Misfitのホームページにてご確認ください。
http://misfit.com/
 
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