年を取ると、肉体は衰えます。
当たり前ですね。シワ、シミ、白髪、そしてハゲ。
私も髪の毛が細くなりしなってきました。
そこで、11代目のスカルプD。ヤーマンのスカルプドライヤーと3ヶ月試してみました。
■頑固な直毛体質だったのに
男でも、お洒落したい時があります。
女の子にモテたいという意味もありますが、自分を変えたい時もそうですね。
よく女の子が髪を短くすると「彼と別れた」という話がすぐ出ますが、男だって同じ様なモノです。
吹っ切るためには、いろいろなことをします。
髪型を変えるのもありです。
子供の頃から、見事な直毛でした。
ちょっとでも短くすると、見事に立ちます。
マンガに出てくるパイナップル頭みたいなものです。
子供のころはどうってことなかったのですが、異性を意識すると俄然気になります。
その頃は基本、ロングでしたからね。
モテたい一心で伸ばすと、直毛ですからね、顔が大きく見えるのです。
仕方がないので、パーマをかけ抑えました。
「シンプル」「ナチュラル」が好きなのですが、節を曲げましたね。
懐かしい学生時代の話です。
■35歳にもなると
ところが35歳位になると、自分の髪の毛も変化してきますが、友だちの髪型もドンドン変化します。
ビックリしたのは結婚式ですね。
2階から、ホールを見ると友だちの頭の状況が一目瞭然。
薄い友だちが結構いるのです。
私は量はあるのですが、ここら辺から髪の毛が細くなって行きました。
軽くしか立たなくなってきます。
そして白髪ですね。
こうなると、度胸を決めました。
どうにでもなれと!
で、50歳。
敦盛の幸若舞で「人間五十年・・・」と歌われたのを超えてしまいました。
50歳にもなり、年を取ると意気地がなくなります。
守りに入りますね。
新しいことに挑戦できなくなります。
やはり体が若いのはイイですね。
しかし、見た目が老けると、気持ちも老けますからね。
で、髪の毛です。
あるとないとでは、大違いです。
お坊さんは、世の中から抜け出すため神を切りますが、現世で頑張るためには、年相応に髪はあった方がイイです。
■スカルプD 11代目
詳しくは、以前新製品レポートした『雨上がり決死隊も駆けつけた! アンファー「スカルプD」とアンファー×パナソニック「スカルプD メカノバイオ」発表会』をお読み頂きたいのですが、知っていて頂きたいのは、成分の70%が頭皮ケアであることです。
シャンプーは2種類あるのですが、私が使っているのは「赤」ですね。
[脂性肌用]です。
実際に使ってみますと中々に染む感じがします。
というより、夏によく発売される清涼系トニック入りシャンプーを極々弱めにしたような、刺激と言う方がイイでしょうかね。
ただ、これら触感は人によって感じ方が大幅に違いますからね。
清涼系トニック入りシャンプーを使ったことのない人は別の感じを持たれると思います。
で、次はリンスです。
リンスで頭を覆ったまま、体を洗います。
だいたい5分間です。
そして、リンスごと体を洗い流す。
余り特別なことはしていません。
本来なら、このスカルプDと一緒に開発された、パナソニックの「頭皮エステ スカルプD メカノバイオ」を使うべきですが、発売されたのは今月(7月)ですから、別の頭皮ケア家電を組み合わせました。
■ヤーマンのスカルプドライヤー
それが、ヤーマンのスカルプドライヤーです。
遠赤×振動ブラシ×低温ドライで、頭皮環境を整えます。
こちらも詳しくは新製品レポート『ヤーマンの本気は、男性の悩みを解決するか? 育む頭皮ケア家電「スカルプドライヤー」他』をご覧ください。
ドライヤーは幼い頃のトラウマがありまして少し苦手なのです。
小学4年の時、家でドライヤーを買ったのですが、筐体のほとんどが金属で出来ていて、ピカピカ光っているました。
カッコイイ。子供ですから銃を持ったガンマン気取りです。
そして、熱風が出ているのが不思議で、いろいろなものに当てていました。
で、口先が発泡スチロールに当たった瞬間、見事にそれが小さくなったのです。
この時は、驚きましたね。
正直、怖かったです。
後日、小学校の先生から、ドライヤーの口は非常に熱くなっている可能性があること、発砲スチロールの作り方と性質を教わり、得心がいったのですが、余りドライヤーを使わなくなりましたね。
使う様になったのは、髪型を整えるためで、前に書いた通り異性を意識するようになってからです。
直毛ですから、整髪剤を付けた後、ドライヤーで形を整えなければなりませんからね。
ヤーマンのスカルプドライヤーですが、すんなり使えたのは、低温ドライモードがあるからです。
少し温かい風で乾かすわけで、自然乾燥に少しだけ手をいれた感じです。
当然、時間が掛かります。
その間は、振動ブラシでマッサージです。
ブラシは、硬めの細め、そして柔らかめの太めの2種類がありますが、個人的に太めの方がお気に入りです。
乾くまで、当てて行くと、割とスムーズに頭全体をマッサージができることになります。
回数を数えたり、この動かし方でなければダメと、言われない分だけでも楽です。
■結果
双方を組合せ、半信半疑で続けていました。
3週間位でしょうかね。
髪が勢いを取り戻し始めました。
これは嬉しかったですね。
3ヶ月で、確認ですね。
「まだまだ頑張れる!」
一番大きなことは、髪型ではなく、心理的な「オレも捨てたモノじゃないぜ」という自負でしょうかね。
前向きに進めるということです。
若々しい女性は、薄く上手い化粧をしていますが、それこそが「アンチエイジング」になっているのではと思います。
「私も頑張れる」「まだまだ行ける」と自分にエールを送っているんだと思います。
心理的に女性の方が若いというのはある話です。
男精は夢が追えなくなったら、がくっと老け込みますが、女性は日常自分を励ましているわけですからね。
閑話休題。
一応、始める前と、3ヶ月後で、写真を撮ってみました。
写真だと余り分かりませんね。
しかし、立っている感触がありますので、大丈夫です。
当然、このレポートは学術レポートではなく、個人が使用したレポートとしてお読み頂ければと思います。
尚、スカルプDと、ヤーマンとどちらがより効いたのかという野暮な質問はなしです。
わかりっこないのですから。
■価格の話
最後は、ランニングコストの話をさせて頂きます。
スカルプDのシャンプーは、3900円。
コンディショナーも同額ですから、ざっと8000円。
それまで愛用していた、L社のソフト・リン・ワン使っていたのは、髪の毛を何度も洗うのが面倒臭かったからは、数百円/本ですから、一桁違います。
しかし3ヶ月(90日)使った今も、まだ少し残っている位ですからね。
丁寧に使うと、割と持ちます。
1回100円弱です。
私は、復活すれば儲けものという感じでトライし、見事に当たった感じです。
では、100円はリーズナブルかというと、OKという感じですね。
何故かというと、トライしている間、やはり気持ちが前向きだからです。
コーヒー一杯の値段の「希望」と言えるかも知れません。
■同時開発品へのコメント
同時開発の、「頭皮エステ スカルプD メカノバイオ」はシャンプーしている時に使うモノですから、ヤーマンのドライヤータイプとは違います。
7月発売後に、使ってみました。
独特の動かし方を要求されますが、使い方は耐水紙に印刷され、風呂でも使えるようになっていますし、実際お風呂で使うとかなり気持ちもイイです。
今回の結果は、スカルプDの栄養分を頭皮を刺激して入れたこと、そして頭皮を刺激してその状態を受け入れやすくしたことにありますの、直接的な「頭皮エステ スカルプD メカノバイオ」の方が、もしかしたらより効果があるかも知れません。
今回は、個人的な使用感を中心とした曖昧レポートでした。
「スカルプD」のより詳しい情報は、アンファーのホームページにてご確認ください。
http://www.angfa.jp/
「スカルプドライヤー」のより詳しい情報は、ヤーマンのホームページにてご確認ください。
http://www.ya-man.com/
「頭皮エステ スカルプD メカノバイオ」のより詳しい情報は、パナソニックのホームページにてご確認ください。
http://ec-club.panasonic.jp/product/scalp-d/