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歯ブラシ＆ひげ剃り道具は、男にとって重要です。
髪の毛は手櫛という方法も可能ですが、歯のケアとヒゲのケアはできない上、毎日しなければなりませんから。
ところで、このシェーバー各社 3シリーズ位揃えて商品にメリハリを付けていますね。
メーカー差も気になる所ですが、どれ位の価格がお買い得か（買い直さずに済むのか）というのも気になります。
論より証拠と言うことで、今回パナソニックのシェーバーで試してみました。
■パナソニック シェーバーのラインナップ
パナソニックのシェーバーのペットネームは、「ラムダッシュ」。
刃の枚数で、ラインナップされています。
パナソニックのホームページより。
5枚刃シリーズ、4枚刃シリーズ、3枚刃シリーズです。
シリーズの中の差は、全自動洗浄充電器付が付いたり、特殊機能が付いたりです。
で、今回は、5枚刃シリーズの一番廉価機種 ES-LV56（市場売価：25,000円程度）、3枚刃の最高機種 ES-ST39-R（市場売価：12,000円程度）を比較、値段通りのポジショニングなのか、それとも別の意味合いを持つのかをレポートします。
■5枚刃 ラムダッシュ ES-LV56
3枚刃より、10,000円以上高いのですが、5枚刃シリーズの中では一番廉価。
それもそのはず、箱を開けると見事な位、何も付いていません！
ACアダプター、ケアブラシ、オイル、携帯袋、取説。
爽快に思えるほど、簡素です。
左）本体。異形とも言える形、圧倒的な量感、そして品質が感じられる。
右）箱を開けて取り出した所。必要最低限の装備。男心をくすぐります。
顔を剃る5枚刃と、もみ上げを剃るトリマーの2つから成り立つシンプルな構成。
ヒゲセンサーを使うモードと、使わないという2つのモードがありますが、それでも単純な構成。
5枚刃は全体を当てる様に当てるのがベストと言うことで、早速使ってみます。
小気味よい音と共に、ヒゲが剃れて行くのですが、当たりがスゴく柔らか。
しかし剃れてる感はあります。
私はヒゲを当たりながら、その日の手順をチェックするのですが、全く邪魔になりません。
一寸でも引っ掛かると、現実（ひげ剃りという行為）に引き戻される自体になるのですが、それがありません。
最後までひたすら気持ちがイイ！
「あーぁ、俺って××！」と感じますね。
左）5枚刃。一体化されており、刃をバラすことはできない。
右）ヘッドをばらした所。この状態で水洗いするので、衛生上はなんら問題ない。
上の円形部分が複合スィッチ。
下のゲージは、ひげセンサーのON/OFF、
バッテリー残量（20％刻み）を示す。
ただ、平面と平面を当てる感じなので、まるまる剃る分には問題ないのですが、ここだけチョット残しておきたい場合は、コツがいります。
最小言の装備と言えども、バッテリー残量が見えるなどの肝は抑えていますからね。
ただし、スィッチは一つなので、ひげセンサーなどの切替もそれで行います。
このため、スィッチが押しにくい。
ここだけですね。留意点は。
■3枚刃 ラムダッシュ ES-ST39
こちらは3枚刃です。
お風呂でも使えるので、水陸両用といった感じのシェーバーです。
まず、普通に剃ってみます。
剃りに問題はありません。
深剃りも、難なくできます。
左）本体。躍動感が感じられる若々しいデザイン。
右）プラっぽさ、メッキっぽさは残る。黃矢印はウォータースルー洗浄の排水部。
刃の部分に上から蛇口から水を当て、ここからゴミを流す仕組み。
しかし、剃り心地は全然違いますね。
5枚刃は、官能的とまでは行きませんが、それに近いモノがあります。
それに、15,000円を出すのかと言われると、私は出しますね。
すごくリーズナブルな、男のロマンと言えるかも知れません。
さて、5枚刃ができないのが、「お風呂剃り」。
実は、お風呂剃りは、ほとんど剃っている感じがありません。
最近の多枚刃のカミソリも振動して、伸びたヒゲでも楽に剃る工夫がされています、それでもヒゲを当たっている感触はあります。
まあ、お風呂のように泡まみれでもない状態でも、スムーズに剃れる様に工夫されているのですから、泡があればなおさら、感触もないわけです。
だからといってガンガン剃るのはダメですね。
いつの間にか、肌が真っ赤になります。
また、泡メイキングモード、ウォータースルー洗浄もあります。
ウォータースルー洗浄は、刃に蛇口から流れる水道水を20秒間掛けて洗い流す方法ですが、シャワーを浴びせて、きれいにしている感じで、気分が凄くイイですね。
この機能は、全モデルに欲しい位です。
ES-ST39は、実力を十分に持ったシェーバーです。
間違いなく、今の市場価格だとお買い得です。
■シェーバーのキモは？
深剃り、肌へのケアは、双方共に合格です。
となると、シェーバーのキモは2つでしょうね。
1つめは、「顔」という極めて繊細なところに当てられることです。
このため、タッチはとても重要です。
これは格段に、5枚刃です。
値段差を払う価値はあります。
次のポイントは、いろいろな所に持って行くということです。
所持品で、人を見分けることはよくある話ですからね。
気の利いた所持品は重要です。
これも異形の5枚刃に凱歌が上がります。
■どんな人にお勧めするのか？
3枚刃のキャップ。台にもなる。
5枚刃より明らかに芸が細かいが・・・
安いですし、実力は十分ですからね。
就職した人には、5枚刃をお勧めします。
苦労が絶えない「毎日」を上質にしてくれます。
今までいろいろなシェーバーを使ってきましたが、実売：10,000円以下のモデル、特に多機能モデルは本当にお勧めできません。
過去、三度トライしましたが、いずれの場合も後悔しまくりですね。
タッチが悪いですし、刃も持ちません。
酷い時には、ヒゲがひっかかることすらあります。
短期間で、ほぼ確実に買い換えることになります。
刃の使い始めの年、
月が記載できるラベル。
カミソリの刃は、基本消耗品ですからね。
パナソニックのキャップには、刃の使い始めを書き込めるシールを貼ることができます。
こんな細やかな気遣いが、5枚刃を作ったのだと思います。
シェーバーを買おうと考えている人は、是非5枚刃を試してみてください。
結論は、剃ること自体は3枚刃でも十分。しかし、5枚刃はそれ以上の価値をやはり持っており、差分を出すだけの価値はあるということです。
商品のより詳しい情報は、パナソニックのホームページにてご確認ください。
http://panasonic.jp/shaver/
