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こんなモノ見つけた!
第3回 カフェ・喫茶ショー


6/16〜6/18、東京ビックサイトで第3回 カフェ・喫茶ショーが行われています。
そこで見つけた、ちょっと面白いモノをご紹介致します。
●コーヒー編
■アウトドアでも美味しいコーヒーを!
アウトドアでの食事は、部屋の中で食べるのより数段美味しいですよね。
コーヒーだって同じです。
特に彼女と音楽フェスに行く時なんかは、自慢のハンドドリップの腕をちょっと振るいたいものです。(別名、”かっこつけ”とも言いますが・・・)
ところが、ドリッパーを持って行けないので断念した人って多くないですか?
かく言う私もそんな一人です。

で、見つけました。
ワールド・クリエイトさんのブースで、シリコン・ドリッパー。

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円錐フィルター用ドリッパー 、左)折りたたんだところ、右)伸ばしたところ。


円錐、台形、2種類の紙フィルターに対し、大きさは大小2つ、色は赤、焦げ茶、黒の3色。
しかも、台形フィルターは、3つある穴のどれを使うのかセレクトできる凝り様。

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台形フィルター用ドリッパー、左)穴1つ、右)穴2つ


持ち運び、保存の時は畳めるし、陶器・ガラスの様に壊れることはないですから、超便利。
引っかけ穴も付いているので、専用台でも保存も可能。

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左)普通のドリッパーにしか見えない、右)専用台で保存


これを持ってフェスタに行けば、音楽、彼女、そしてコーヒーと楽しみが倍増!

 
■ナポリの63%人がご贔屓にしているコーヒーブランド
イタリアのエスプレッソには多くの人がハマります。
サッカーのキング・カズもその一人。
セリエAでナポリにいた時に、やみつきになったそうです。

特に南イタリア ナポリのエスプレッソは独特。
酸味の少ない、苦みと、そしてほのかな甘味のある、ちょっとネットリとした味。
私も大ファンです。

会場でバリスタが出してくれたエスプレッソは、それこそナポリのエスプレッソ!
本当に美味しい!

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左)KIMBO社の豆のラインナップ、右)エスプレッソを淹れてくれたバリスタ


使っている豆は、ナポリの63%人がご贔屓にしているコーヒーブランド「KIMBO」。
エスプレッソが好きな人は、絶対にお勧め。

ちなみに、イタリアの家庭に必ずあると言われているビアレッティの「モカ エクスプレス」。
ナポリでは「クックマ」が主流だとか。そちらの販売もしていくとのこと。
楽しみ!

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左)バリスタが使用したコーヒー豆「プレステージ」、右)クックマ


 
●お茶
■魅せる茶の湯 ハリオのティードリッパー「ラルゴ」
見た瞬間に、魅せられました。
ジャンピングする茶葉をこれほど、美しく魅せるとは・・・。
ガラスの急須だと、ちょっとと思っていたのですが、球形だからでしょうね。
いやーきれいです。

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光を透かしてみると本当にキレイ。黃矢印のスイッチで下に落ちる


きれいなだけではありません。
レバーを押すと下にお茶が注がれる仕組みですからね。
下のピッチャーに氷を入れておくと、そのままアイスティー。
ピッチャーから容器に移すとそれ以上薄くなりません。

しかし、実用性云々よりも、やはりお茶がキレイ。
3つ並べたくなりますね。
スペシャルティコーヒーの雄、ハリオは、ティーでも雄!?

 
■想定外の美味しさ サンデン商事の水出し紅茶(ピーチ)
水出しコーヒーは、実に美味しいです。
濁りがない、クリアな味は比類がありません。

で、水出し紅茶(ピーチ)です。
色香の少ないパッケージで、正直余り期待していませんでした。
が、美味い!
というより美味すぎ!

DSCF3258 クリアにして、上品。
桃は長寿の果物と言われますが、このお茶、飲むと命が延びると言われたら信じられるほど、美味しい。
典雅な香りと味。世の中は広いですね。

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サンデン商事の今回の目玉は、実は「バニラビーンズグラインダー」。
こちらも、上品なテイスト。


 
●今までなかったでしょ・・・
■あきたこまちの新しい挑戦
秋田県を代表する美人と言えば、今は佐々木希ちゃんですが、昔は小野小町。

その名前をもらっている「あきたこまち」は、秋田を代表する銘柄米です。
コシヒカリの食味を、東北で再現する(東北なので早熟でなければならない)ために改良された品種で、冷めても美味しいお米です。

しかし、現代は米よりパンにお金が使われています。
ホームベーカリーでも「ゴパン」など、米を使ったりしています。
何がどうあれ、これが現実です。

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このブースで、パンがズラッと並んでいるのはちょっと違和感がありました。


米処である秋田県大潟村。
米のイイ所をパンに応用することを考えました。
それが、新しい食品素材、コメネピュレです。

見て頂くとなんとなくお分かり頂けるかも知れません。
お米を「過熱蒸気」と「遠心調理技術」でピューレ状(ノリ状)にした食品素材です。

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左)コメネピュレ。、右)1kg単位でパッケージされている。


小麦に10〜30%混ぜると、しっとり感が増し、やわらかいパン。そう日本人好みのパンができるそうです。また味も向上するし、焼き上がりのサクサク感も向上するそうです。

始め、「あの『あきたこまち』が・・・」と思いましたが、今は米は余り気味ですからね。この手もありですね。

ちなみに、コメネピュレ。『フード・アクション・ニッポンアワード2014』の商品部門『最優秀賞』受賞です。

 
■アルコールの粉末って!??
佐藤食品工業のブース前を通った時、ちょっとビックリしました。
『粉末アルコール』(製品名は『粉末酒』)。
妙な気分ですよね。
確かに、固体発酵の酒は存在します。
しかし『粉末』ではないですからね。

Q「香りは?」
A「閉じ込めています。」
Q「アルコールは?」
A「閉じ込めています。」

キツネにつままれたような問答をしながら、皿にあったイチゴのお菓子を食べると、濃厚な味が流れてきます。
本当に「濃厚」です。

しかし「アルコール」とは・・・。
ネスカフェなどを作る時に使うフリーズドライ製法ではなく、アルコールをマイクロカプセルに封じているのだそうです。スプレードライヤー製法というんだそうです。

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右)水、牛乳、シロップで戻したミルクティ(プリン色の方)。味は濃厚。


マイクロカプセルなので、温湿度に強く、酸化にも強い。
いやー、技術は無限です。

2015年6月18日

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