洗濯は万国共通の家事ですが、洗濯機は国により全く違います。
欧米ではドラム式が標準ですが、日本は縦型の方が優勢です。
シャープも、力の入った縦型洗濯乾燥機 ES-GX950/850を発表しました。
洗濯は、家事の中でも、手間も、時間も掛かります。
それだけが理由ではないと思いますが、「もっと使いやすく」という声は後を絶ちません。
シャープは過去、独自機能で、いろいろな使いやすいを作ってきました。
1992 | 穴なし槽 | 洗濯槽に穴がないため黒カビをブロック |
2009 | プラズマクラスター | 衣類を除菌・消臭 |
2010 | 内ふたレス | 衣類の出し入れラクラク |
2011 | ハンガードライ& ハンガーリフレッシュ |
スピード乾燥& 消臭・除菌 |
■WIDEマウス&LOWボディ
男女差という言葉はよく使われます。
平成24年 国民健康・栄養調査に寄りますと、成人男性の平均身長:165.5cmに対し、成人女性の平均身長:154.2cmだそうです。
約11cmの差です。
自転車のロードレーサーなど、体に合わせた道具を使う人ならよく分かりますが、この身体の差は、いろいろなところに利いてきます。
例えば、女性の高さに流しを合わせますと、男性はかなり前屈みを強いられます。
皿洗いでも知らず知らずの内に、腰が痛くなっていたりします。
洗濯も似たシーンがありますよね。
洗濯槽から洗濯物を出す時、洗濯槽が深いと「ヨッコイショ」となります。
洗濯物は決して軽くないですからね。
腰が痛くなったり、その洗濯機を使うのがイヤになったりします。
シャープの新型洗濯機は、「WIDEマウス&LOWボディ」化してあります。
WIDEマウスは内ブタをなくし、外ブタを従来の丸いフタから、全面開く四角いフタに変更しました。
これにより、できる限り投入開口部を広く取りました。
2014年モデルと比較すると、約23%広いそうです。
LOWボディの方も、前衛機比より25mm低くし、投入開口部:825mmになっています。
また投入口から槽底までも2.5cm上げていますので、より洗濯物が扱いやすくなっていています。
■「パワフルシャワー搭載」の穴なしサイクロン洗浄
洗浄にもいろいろな要望があります。
「洗浄力アップ」から始まり、「布傷みがないこと」「ムダ水を使わないこと」「黒カビ対応」等々、こちらも枚挙にいとまがありません。
シャープはこれらに、ダイヤモンドカットの凸凹で水流を加速、こすり洗いを効果的に行うことができる「ダイヤカット穴なし槽」と、イルカの尾びれ形状を応用し、強い水流を生み出す「Wウイング ドルフィンパルAg+」を採用しています。
今回これに加え、「パワフルシャワー」を搭載しています。
すばやく洗剤液に浸し、洗剤効果を素早く引き出します。
ここは論より証拠、写真で見てもらいましょう。
■天面に光沢のあるガラストップ採用
今回シャープは、外ブタにガラストップを採用しました。
聞いてみると、「掃除の簡単さを優先させた」結果だそうです。
内ブタがないので、操作中、洗濯物の様子も見ることができます。
ちなみに、このガラストップにはソフトダンパーが採用されています。
フタが重いためでもありますが、動きがそれなりゆっくりなのは、イイですね。
朝からバタバタ音がするのは、余り好きでないですから。
■液体洗剤に適応した洗剤ケースなどの独自仕様
新型の洗剤ケースは、幅が広い上に整然としています。
聞いてみると、液体洗剤を考慮して作ったとのこと。
見るからに使いやすそうなことは、プラスです。
その他、プラズマクラスター、ハンガードライなどの、役に独自仕様が満載です。
商品のより詳しい情報は、シャープのホームページにてご確認ください。
http://www.sharp.co.jp/sentaku/