ダイソンが示した第三者機関テストレポート
家電のカタログを見ると、所々に「第三者機関」によるレポートとあります。
これは公正を期すために、自社でなく、中立な機関の結果を出してもらう場合と、テスト機が特殊なため、外部に委託する場合とがあります。
また、テストの方法がJISなどの規格で決まっている場合と、より現状に近い結果を出すために、創意工夫をして結果を出す場合があります。
目的は、客観的な性能を確認することと、コンセプト通りに作られているのかを確認するためです。
と書けば格好が付くのですが、掃除機の吸引力のJIS規格が、実際はゴミではなく空気の吸い込み力を示しているように、規格があるからといって油断はなりません。
しかし数値だけ比較して、さっさと性能判断したい気持ちもありますがね。
今回のダイソン「V6 Fluffy」は、掃除機としては非常に完成度が高く、今までのテストを積み重ねても、その性能を言い尽くすことはできないでしょう。
その「V6 Fluffy」の性能をダイソンが選んだのは、ユーザーに使ってみてもらい、結果を第三者機関に分析してもらう方法でした。
普通は、結果を一言、二言出すだけですが、今回はその正当性を計るため、今の基準品(市場で最も売れている製品)との比較をあからさまに出しています。
他社品比較まで全部出すのかは置いておくとして、性能を分かりやすく伝えることができる方法の1つの方法です。
目立たない様に、一行書くのも1つの手ですが、このようにきちんと出すのもイイと思います。
商品のより詳しい情報は、ダイソンのホームページにてご確認ください。
http://www.dyson.co.jp/
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