神幸祭というのは、神田祭のメインの神事。
氏神様がお乗りになっている、「一の宮鳳輦(大己貴命(大黒様))」「二の宮神輿(少彦名命(恵比寿様))」「三の宮鳳輦(平将門命)」や各種の山車が、大行列を作り、氏子108町会を巡り、各町会を祓い清めます。
まぁ、誠に結構な行列なのですが、「聖」ですからね。
江戸時代には、この行列に「俗」をアドオンしました。
各町会がお金を出し、趣向を凝らした行列を、神幸祭に続けたのです。
こちらは完全に見世物ですからね。
言うなれば、遊園地のパレードみたいなもの。
それが町内を練り歩くわけですから、溜まりません。
それに町会での競いになりますので、イヤが応でも盛り上がったわけです。
現在それが再現されています。
500m以上の大行列を楽しんでください!
左)先導 神幸旗、右)鉄杖
左)鼻高面、右)江戸っ子「みこしー」(神田明神のユルキャラ)
左)遷座400年を示す400、右)神田囃子のトラック
諫鼓(かんこ)山車の上の、大黒様と恵比寿様
太鼓鼓手、うしろに獅子頭山車が続いている
左)獅子頭山車、右)御神馬
左)御神馬、右)いつも境内にいるポニー「あかり」。当日は可愛い巫女ちゃんを引いていました。
こらこら!
左)七色旗、右)宮司馬車
左)傘持、右)千代田区長と中央区長馬車?
馬車に続き、御楯、御旗と続きます。
左)御鉾、御弓、右)氏子総代? 人力です。
左)一の宮鳳輦の出を告げる神名旗、右)賽物櫃
左)錦蓋
左)ようやく出て来ました。右)一の宮鳳輦です。
左)さすがの迫力です、右)市女笠
左)七色旗、右)御神馬
左)御弓、賽物、神名旗、右)大麻、紫翳、ニの宮 神輿と続く
二の宮 神輿、後ろの七色旗は、三の宮 鳳輦のためのもの
左)真榊、御楯、御鉾、右)御弓、賽物、神名旗「平将門命」と続く
紫翳に先導されて、三の宮の鳳輦が出てくる
左)独特の雰囲気を持つ三の宮 鳳輦、右)四神旗(玄武、青龍、朱雀、白虎)
左)由布籠山車、右)ジャグリング
左)太神楽、神幸祭、終了!、右)付け祭、開始!「ほら、いつもより回しております!」
将門様といえば、相馬野馬追。まずは「相馬野馬追騎馬武者」10騎が参加!
左)相馬野馬追騎馬武者のラスト、右)今回、初お目見えの「浦島太郎」
左)大神宮の御札配り?、飴売り?、右)乙姫と亀
左)七味売り、後ろから魚(たぶん鯛)人、右)狐化粧の女性たち
左)東京大学文化資源学研究室と文化資源学会協力で江戸時代の神田祭の出し物を再現、
右)玉手箱から煙が!
左)付け祭は、中学も参加!、右)去年からお目見えした花咲か爺さん
左)枯れ木の状態の写真、もう少しすると花咲きます!、右)飴売り、子供に大人気の商品です!
左)花傘をクルクル、右)大江戸和髪隊
右)大江山の鬼、酒吞童子の首。
左)酒吞童子の首を後ろから、髪の雰囲気がスゴい
大人気、大鯰と要石。巨大!
左)大鯰と要石は、バルーンでできています、右)遠州横須賀三熊野神社の祢里供奉。
江戸時代より続く天下祭の流れを汲んだ祭礼。
左)河原町・か組の山車、右)天気予報の降水確率が高いため、雨よけが掛けてある。
出し人形は川中島、上杉謙信が武田信玄に切り込みを掛けたところ。
右)西田町・に組の出し人形:鞍馬山。緑服が牛若丸。赤服は剣術指南の大天狗。
実は、これ日本橋と神田駅の間で撮影したものです。
秋葉原の近く、中央通りで「白虎」が加わります。
来年はまた新しい「趣向」が加わると思います。
付録
昔の越後屋の呉服事業を受け継いだ「日本橋 三越」。
マイ神輿を持っている位、地域密着しています。