ダイソン財団、技術授業用貸し出し教材
「ダイソン エンジニアリグ ボックス」受付開始
ダイソン(株)が提携している教育慈善団体ジェームズ ダイソン財団(以下 JDF)は、日本における技術教育の更る活性化と発展に貢献すため、中学、高校の技術教育向け貸し出し教材「 ダイソン エンジニアリング ボックス」の提供が開始されます。
教材は、分解組立用のダイソンサクロ掃除機 DC48と、教員向けのガイドブックであるティーチャズガイドから構成されています。
技術の授業内で活用され、生徒たちがエンジニアリグの楽しさや重要性、そして身近な工業品である掃除機の仕組みについて学ぶことができる教材です。
現在、日本の普通教育において技術を学ぶ授業が実施されているのは中学校3年間のみです。
これは、イギリスのDesign & Technologyの授業が5歳から14歳まで行われていること比較して、教育機関で技術に触れる時間が非常に短いです。
また授業時間においても、理科 や数学の時間が増加傾向にある一方で、中学校教育日本の技術・家庭科の授業時間数は1962年には年間 315時間あったのに対し、現在175時間 まで減少しています。
技術のみ授業時間はこの半分、87.5時間です。
この事実を踏まえ、JDFは多くの若い世代がエンジニアリグの楽しさや重要性を、実体験を通し学ぶことが出来る貸し出し教材「ダイソンエンジニアリグボックス」を新たに開発いたしました。
生徒たちは実際のサイクロン掃除機を自分手で解すること 生徒たちは実際のサイクロン掃除機を自分手で解すること 生徒たちは実際のサイクロン掃除機を自分手で分解することで、掃除機の仕組みや、エンジニアがどのような考えを持って製品を開発したのか学ぶことができます。
同時に、ティーチャズガイド盛り込れたダイソンのエジニアリング哲学や製品開発ストーリーは、生徒がエンジニアの仕事についてより理解を深めるためのキャリア教育にも適した内容です。
詳しい情報は、JDFのホームページにてご確認ください。
http://www.jamesdysonfoundation.jp/resources/engineering-box/
2015年4月21日