表参道で「ネスプレッソ」と、
セレクトスイーツのマリアージュを楽しもう!
今東京は春爛漫。
サクラ並木は花盛りですし、お天気もよく春うらら。
そんな中、明日から6日間、ネスプレッソブティック表参道で、五感を使って”見る・味わう・学ぶ”、ネスプレッソの『タイムカプセル』体験、名付けて「タイムカプセルジャーニー」が開催されます。
本日、その前イベントして、特別体験会があり、参加してきました。
■ネスプレッソの伝えたいこと
メーカーは、自分の商品に全ての思いを託します。
それがメーカーです。
ただ伝わりやすい分野の商品もあれば、伝わり難い分野の商品があることも事実です。
コーヒーはどちらかというと伝わり難いです。
なんたって嗜好品ですからね。
嗜好品は、万人受けしません。
だからこそ「嗜好」なのです。
癖がありますし、慣れも必要です。
今、世界で最も飲まれている飲料コーヒーも同じです。
10種類以上の香りがミックスした複雑な香り。
酸味と苦みのバランスで成り立つ微妙な味。
嗜好品は、また、真の自分の好みを探す遊びでもあります。
嗜好品を知り、自分を知ることです。
このため、ネスプレッソは、カプセルの中に込められたコーヒー粉(嗜好品)を知ってもらうことにしました。
これが、五感を使って”見る・味わう・学ぶ”、ネスプレッソの『タイムカプセル』体験、「タイムカプセルジャーニー」です。
■ジョージ・クルーニーではなくカプセルが主役!
ネスプレッソのCMの顔は、名優 ジョージ・クルーニーです。
美人とのウィットに富んだやり取りで構成されるCMでしたから、ファンの人も多いでしょう。
しかし、今春、ネスプレッソは、クルーニーではなく、カプセルに自分を語らせることにしました。
それが「タイムカプセルジャーニー」です。
■コーヒーの木から始まるカプセル
会場には、コーヒーの木の苗木、そしてコーヒーの木が植えられていました。
コーヒーの木は熱帯地方の植物ですから、露地植えでは、沖縄、小笠原がギリギリ、東京ではよほど意識しない限りお目にかかれません。
このコーヒーの木ですが、大別すると、アラビカ種、ロブスタ種です。
細かい種は、まだいろいろあるのですが、この2つで95%以上と言います。
しかもアラビカ種は70%以上。
コーヒーというと、まぁアラビカ種と思って頂いてもいいと思います。
え、ブラジルという名のコーヒーの木はないの、キリマンジャロという木は、ブルーマウンテンという木は・・・。
コーヒー豆に通じている人は、そう思いますよね。
これらは全てアラビカ種なのです。
そう同じアラビカ種なのですが、その土地土地の風土で味が変わるのです。
日本のお米を思い浮かべてください。
同じコシヒカリでも魚沼産は美味しい。
これがテロワール(生育環境)の差です。
次に重要なことは、常にイイ品質のコーヒー豆を集めることです。
これもイイ米を手に入れるとの同じ手法です。
そう、信用できる農家との直接契約ですね。
実は、コーヒーは嗜好品で最終価格が高くなるので、中間業者が多く、農家自体は貧農が多い。
直接契約は、中間業者の取り分を農家に還元することができますので、プラスに働きます。
ネスプレッソでは、この直接契約率が多いそうです。
2003年から実施始めた、「AAAサスティナブル・クォリティ(持続可能性品質)プログラム」の効果ですね。
コーヒー豆は、コーヒーの実の中にあり、それを取り出す必要があります。
一部機械で行うことができる作業もありますが、かなり手作業の割合が多いです。
そしてコーヒー豆は、生き物ですから、その状態を上手くコントロールしてやる必要があるわけです。
生豆に至るまででも、凄い手間が掛かっています。
その生豆を焙煎、そして粉にし、初めてコーヒーが抽出できるようになるわけです。
しかしコーヒー粉は、かなりのスピードで風味が落ちます。
空気中の酸素による酸化、湿度、そして余りないですが直射日光だと紫外線なども影響します。
コーヒー粉一杯分を、品質が落ちないようにカプセル化したのが、ネスプレッソのカプセルです。
美味しいエスプレッソを飲むには、多くの人が、イイ仕事をしなければなりません。
カプセルは、それを封印したタイムカプセルというわけです。
■ネスプレッソのカプセルは23種
先ほど書きました通り、嗜好品は各自好みが違います。
この好みに対応すべく、ネスプレッソのカプセルは、なんと23種。
多分、これでもユーザーによっては、好みの味がないということになるのでしょうが・・・。
■3つに分けた分野は、香りで
ネスプレッソではカプセルを、香りで3つの分野に分けました。
嗜好品の特徴の一つは「香り」です。
臭覚は人間の五感の中でも、基礎中の基礎。
非常に深いモノがあります。
花のようなフルーティーな香りの「FLOWER & FRUITY」
はちみつ、穀物のようにバランスのとれた香りの「BALANCED」
スパイシー、ココアのような力強い香りの「INTENSE」
です。
■FLOWER & FRUITY
各分野、2つのマリアージュで楽しめます。
”ロサバヤ”とフランソワーズチョコレート、”ブケーラ・ルンゴ”と桜花のしぐれ羹の組み合わせです。
私は、”ロサバヤ”とフランソワーズチョコレートを頂きました。
ロサバヤは、コロンビア産アラビア豆のブレンドです。
ただイタリア系のエスプレッソに慣れた私には、酸味がやや強めです。
フランソワーズチョコレートは、ミルクチョコレートですが、中にラズベリー入っていますので酸味も少々。
違う味の酸味が、混ざり合い非常に美味しい。
グー、グッドです。
ちなみにイタリア系のエスプレッソは砂糖を入れて飲むのが当たり前ですが、今回はノーシュガーです。
■BALANCED
ここは、”ヴォリュートと柚子チョコレート”、もしくは”カプリチオ”と小倉の葛寄せ抹茶羊羹の組合せです。
私のセレクトは、”カプリチオ”と小倉の葛寄せ抹茶羊羹。
実は、”リストレット””カプリチオ”共に、かなり軽め。
エスプレッソより、香り豊かなスペシャリティ・コーヒーという感じです。
エスプレッソに慣れていない人には、イイかも知れません。
小倉の葛寄せ抹茶羊羹は、葛の感触が素晴らしく、とても美味しい。
海外でも評価される味です。
■INTENSE
”インドリヤ”とビスターシュチョコレート、”リストレット”と杏入り黒胡麻の落雁。
”インドリヤ”はアラビカ種とロブスタ種をブレンドした本格エスプレッソですので、こちらを選択。
ペアがチョコレートなので、これもノン・シュガーで。
チョコの中にはクリームが入っているのでイイ塩梅です。
■ネスプレッソブティック表参道で、新しい体験を!
今回の前イベントが行われたのは、表参道ヒルズですが、実際のイベントは、明日より「ネスプレッソブティック表参道」で行われます。
ネスプレッソブティック表参道は、表参道ヒルズの反対側、地下鉄 表参道駅の側にあります。
表参道に面していますので、探すのは簡単です。
春に相応しい、新しい体験を貴方もどうぞ!
2015年3月31日