ダイソン・アワードで、国際的にも評価の高いexiii(イクシー)の筋電義手「handiii(ハンディ)」ですが、ビジネスでは大苦戦です。右から左に売れる物でもありませんからね。
このため、資金繰りにネットファウンディングを使うなどしています。
幸いにも、exiii(イクシー)は700,000円の資金募集をkibidango(きびだんご)掲載した所、280人の方が協力、最終的に3,572,500円もの資金が集まったそうです。
ビジネス的には大きくないモノの、人間的に大きな意味のある仕事ですから、その志に多くの支援者が集まったことは嬉しいことです。
また、小さな思いをつなげ、大きな思いにできるネットの力を改めて認識した次第です。
こんな中、ネットの雄、Googleも動いています。
「Google インパクトチャレンジ」というプロジェクトです。
そのプロジェクトとの意味は、「世界をよくするスピードをあげよう。」というものです。
Googleは言います。
「テクノロジーで、もっといい世界がつくれる。
Google は、心からそう信じています。
この目標をより早く達成しようと、Google クライシス レスポンスや、非営利団体向けGoogle サービスの提供などを通じて Google は非営利団体を応援しています。
Google インパクトチャレンジは、様々なテクノロジーの活用を通じ、社会問題の解決にチャレンジする非営利団体を支援するプログラムです。
Google では本プログラムを、インド、ブラジル、英国、米国、オーストラリアで開催してきましたが、ついに日本でも開催することになりました。
2015年3月16日にファイナリストの10組を発表しました。現在一般投票を募っております。
2015年3月26日に、審査員団が一般投票の結果と合わせて審査し、選出した4組それぞれに5000万円の助成金を贈呈いたします。
また、Google インパクトチャレンジの日本展開にあわせて、テクノロジ-を活用した女性支援の取組みを表彰する「Women Will」賞を新たに創設しました。
Google は、もっといい世界がやってくることを願っています。」
今回のファイナリスト10組の名前とタイトルを一覧表にしておきます。
特定非営利活動法人虹色ダイバーシティ | 性的マイノリティが生きやすい社会づくり |
特定非営利活動法人スマイルクラブ | 高齢者のための介護予防モバイルジム |
認定NPO法人育て上げネット | IT スキル教育による若者の就労支援 |
特定非営利活動法人 Mission ARM Japan | 3D プリンターでつくる電動義手 |
NPO法人ノーベル | 母子家庭ネットワークの構築 |
特定非営利活動法人 | みんなでつくるバリアフリーマップ |
NPO法人Homedoor | GPS による治安維持とホームレス雇用の両立 |
NPO法人福島インターネットテレビジョン | 自殺を防止するセーフティネットワーク |
特定非営利活動法人マドレボニータ | 産後ケア文化をつくる |
NPO法人ドットジェイピー | クラウドで政治資金の流れを透明化 |
3月25日が締め切りですが、投票は2〜3分あれば投票できます。
是非、皆さんもご参加してみてください。
ちなみに、特定非営利活動法人 Mission ARM Japanは、exiii社のサポーターの位置づけですね。
Googleインパクトチャレンジへのアクセス、投票はこちらから。
https://impactchallenge.withgoogle.com/japan
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