旬の情報」カテゴリーアーカイブ

旬の情報

  • ●芒種[末候]梅子黄なり
    「芒(のぎ)」とは、ススキとも読みますが、この場合、コメ、ムギなどイネ科の植物の小穂を構成する鱗片の先端にある棘状の突起のこと。それを持つ、麦類などの種まきの時期というのが、芒種の意味です。

     
    ●茅の輪くぐり
    神社での祓えは年2回。6月と12月。この時の祓えはスゴく、古事記には、『生剝(いきはぎ)、逆剝(さかはぎ)、阿離(あはなち)、溝埋(みぞうめ)、屎戸(くそへ)、上通下通婚(おやこたはけ)、馬婚(うまたはけ)、牛婚(うしたはけ)、鶏婚(とりたはけ)、犬婚(いぬたはけ)の罪の類を種種求(ま)ぎて、国の大祓して』とある位です。『たわけ』は姦通の意味。
    民間では、簡単に茅の輪くぐりで済ませることも多いですが、神主さんの言い方を借りると、人の心には知らず知らずの内に、『澱』が溜まるとのこと。それをキレイにすると言うわけです。
    近くの神社で、是非。

2017年06月17日

  • ●芒種[初候]蟷螂生ず
    ●紫陽花 6月と言えば、紫陽花(あじさい)。
    群生して作られる花の塊は独特の美を醸し出します。
    咲き方は、端から順次、中央へ。

     
    #あじさい#紫陽花

2017年06月07日

  • ●小満[初候]蚕起きて桑を食う
    昔の日本を象徴するような言葉です。
    お蚕様。岩手ではオシラサマ。福の虫という感じでしょうか。
    飼ってみるとびっくりするのが、その食欲。与えても与えても食い尽くします。
    今はほとんどありませんが、昔は地図に桑畑がいろいろと示されていました。

    ●横浜
    ベルギービールウィークエンド2017 横浜の取材で、五月の横浜、山下公園へ。
    晴れた景色は、絵に描いた様。

    イメージがいい街ですが、実際はちょっちゴチャゴチャしています。

2017年05月20日

  • ●立夏[次候]蚯蚓出ずる 蚯蚓は、ミミズです。畑の土をフカフカにする役目をしますね。
    この時期、土もホッコリした感じがするのは、きっと彼らが仕事をしているからですね。

    ●薔薇 薔薇は如何にもヨーロッパのイメージがありますが、日本に自生する薔薇もあります。
    しかし、マドンナ、レディというイメージは、明治期に輸入された「ラ・フランス」がもたらしたようです。
    今回の写真は、地下鉄の駅に行くまでの道で、咲いていた薔薇。
    いわゆる名もなき薔薇ですが、気品があります。

2017年05月12日