夏至［末候］半夏生ず

 
●旬の場所　江ノ島

 
サザンオールスターズが５年ぶりに帰ってくる。1975年からの活動開始以来、日本ロック・シーンの先頭を走り続けてきたバンドである。ロックに国民的と言う言葉は相応しくないが、まさにそう言うバンドである。

 
写真は、サザンの歌に良く出てくる江ノ島。通俗的な観光地ではあるが、展望塔からの眺めは格別。相模湾を一望できる。天気が良いと富士山も拝める。

夏至［次候］菖蒲華さく

 
●旬の言葉「晴耕雨読」

 
初夏の風物詩でもある梅雨は、45日も続く。昔の賢者は「晴耕雨読」の生活を理想にしたという。釣り好きな自分なら「晴漁雨読」か。梅雨の季節はそんなことをいうと仕事にならないが、老後ゆっくりした時に実践したい言葉として残している。
写真は、それを銘にもらった薩摩の芋焼酎。近年売り出し中の名酒である。

夏至［初候］乃東枯る

●旬の魚　鮎（あゆ）

6月頭より鮎釣りが解禁。まさに今が旬。

別名は香魚。体表を覆う粘液が甘い西瓜の香りが由来。また取れた鮎でその年を占ったため、「魚＋占」の字。

住処は綺麗な河川。死の川と言われた多摩川も、現在鮎100万匹以上が遡上するほど綺麗に。

台湾では1960年代に、乱獲と環境破壊で絶滅。1984年に日本から送られた鮎が遡上し、復活。ここでも日本の技術と情熱が活躍！え〜話しや！

芒種［次候］腐草蛍と為る
 
蛍が出てくる時期。昔の人は腐った草が変じて蛍になると考えた。
雨の中でも元気な花、紫陽花が見頃になります。