立秋［末候］蒙霧升降す

 
深い霧がたちこめるころの意味です。残暑が厳しく、日本最高気温を記録した週だったが、一週間前と異なり朝夕は、かなり過ごし易くなりました。都会では分かりませんが、田舎では朝、夕、霧が出ているのでしょうか？

 
子供がいる家庭では、宿題のサポート、もしくは夏休み前の約束を果たすために大童な時期ですね。大変だと思いますが、頑張りましょう！

 
●旬の虫：蝉

昨今、都会では虫が少なくなったと言われますが、蝉は例外です。公園、川縁の樹で喧しく鳴いています。しかし羽化はピークを過ぎ極めて少なくなっています。2週間のちには、ほとんどいなくなり、秋が来るのです。

 

立秋【次候】寒蝉鳴く

お盆ですが、外は猛暑。人の体温を上回るなんてどうかしています。
全く今年の太平洋高気圧は、全く油断ができません。
お題の寒蝉とは「ひぐらし」のこと。この時分、薄暗い山では大合唱していると思います。「カナカナ」の鳴き声は他の蝉と異なり、ひときわ哀れを誘います。

 
●花火大会

花のお江戸で最も大きな花火大会は、東京湾大華火大会。湾上に仕掛け、埠頭から見ます。打ち上げは12000発。その間、交通機関はシャットアウト。レインボウブリッジも封鎖されます。
凄い綺麗（内閣総理大臣賞は特に綺麗だった）だけど、凄い暑く（最高気温38℃）、座って見るので、ホットカーペットの上で夕涼みの感じです。
でもよかったです。日本の夏が好きです。

 

立秋【初候】涼風至る


 
●夏本番の猛暑のこの頃ですが、暦の上では秋が始まりました。本日以降は、正確にいうと残暑ですね。
今年は酷暑、冷夏、猛暑と翻弄されている上、梅雨も戻ったり、記録にない豪雨で水害が起こったりと、大変です。ご健康には注意してください。

 
●旬の魚　「穴子」

夏は長モノ天国である。ハモ、ウナギ、穴子と来て、太刀魚も控えている。
穴子は煮詰め、白焼きが有名であるが、一夜干し、霜降り焼きだと一層美味い。夏のスタミナ食としては最高である。

大暑【末候】大雨時行る

 
暦の上では夏の終わりとなります。
これ以降は、残暑といわれますが、今年は酷暑、戻り梅雨、異常豪雨の上、西日本と東日本で天気が大きく違うなど、何が何だか分からない状態。

 
●旬の花　睡蓮

蓮は初夏の花ですが、睡蓮は夏の花。微妙に咲く時期が異なります。

ま、そんな難しい話は忘れて花を愛でてみましょう。気怠い午後が少しは爽やかに。