旬の情報」カテゴリーアーカイブ

旬の情報

  • 310261-WID■霜降[次候]霎時施(こさめどきどきふる)

    小雨がしとしと降ると言う意味です。本来は霜が降りた後の秋雨で、秋の風情を感じるのですが、今年は台風ラッシュ。
    台風が多いとされる二百十日(立春から210日)は、だいたい9月1日なのですが・・・。
    幸い東京は助かっていますが、直撃地域の皆様の苦労が忍ばれます。

     
    ■台風

    和食が無形世界遺産に登録されました。
    元々の世界三大料理は、フランス、中華、トルコですが、私は、和、中、伊を押します。
    今回のWASYOKUの定義は、「自然を尊ぶ」という日本人の気質に基づいた「食」に関する「習わし」だそうです。
    日本の四季の豊かさは、島国なので峻険な山があること、モンスーン気候(台風ですね)の端にあるためだと思います。
    しかし季節外れの台風は、ちょっと遠慮したい気がしています。

2013年10月26日

  • DSCF4337 ■寒露[次候]菊花開

    菊の花が咲くという意。
    今年は、台風と残暑で無茶苦茶であるが、本来ならやや肌寒く、空気が締まる感じになるはず。
    最近は、菊人形等という風流はなくなり、菊もマイナーな感じでしょうか?
    (天皇家(菊のご紋)は伊勢神宮で大変ですが・・・)

     
    ■旬の魚

    秋はサンマですね。元々は下魚の一つ。
    ですが、旬のサンマは美味い魚の代表格。今は刺身ばやりですが、はやり大根おろしを付けた焼きが最高だと思います。(焼いたら、身がくずれちゃったので、写真は刺身!)
    目黒のさんま祭りは9/8頃だったと思いますが、海が暖かいと時期がずれますね。
    旬は今かと・・・。

2013年10月15日

  • DSCF4280  
    寒露【初候】鴻雁来

    秋が深まり、雁が飛来始める時期。今年は歴代の10月でも最も暑いようですが、本来はかなり寒くなっている時分です。夏バテの体も復調し、運動の秋、食欲の秋に移ります。

     
    ■旬の空  鰯雲(いわしぐも)

    正式名称は、巻積雲。巻積雲は幾種類かありますが、鰯雲は、その一つです。
    今回、いわし雲と記載していますが、うろこ雲、さば雲とも呼ばれます。俳句では、秋の季語。

    すみきった空に、様々雲が出てくるのを見るのは飽きません。今回は、夕方、帰宅途中見つけました。ちょっと得した気分です。

2013年10月08日

  • DSCF4062 秋分【次候】蟄虫戸を坯す
    (すごもりのむしとをとざす)

     
    残暑も収まり、虫が土の中へ巣ごもりを始める頃だそうです。
    そういえば、蝉も鳴かなくなりましたし、赤蜻蛉も余り見かけなくなりました。
    昔、田舎のお祖母ちゃんの家に、稲刈りの手伝いに行った時、あれだけいた田んぼの生き物がいなくなり、不思議だったのを覚えています。秋の虫は鳴きますが、それも後一月です。

     
    ■旬:芸術の秋
    サンマの刺身を載せようかと思ったのですが、この間、上野に行きましたので、芸術の秋の写真を。
    上野は美術館、博物館、動物園と見所で一杯ですが、あるだけでなく、中身が凄いのが特長です。中でも西洋美術館前には、ロダンの作品六点が前庭に配され、無料で鑑賞ことができます。
    多分「考える人」が一番有名ですが、「カレーの市民」「弓を引くヘラクレス」など秀作揃いです。
    中でも、この「地獄の門」は傑作。良くも悪くもイマジネーションを掻き立てられます。

2013年09月28日