旬の情報」カテゴリーアーカイブ

旬の情報

  • ●夏至[次候]菖蒲華さく
    梅雨も後、2週間と言いたいのですが、大陸から下がって来ている寒気の影響で、寒いやら、ゲリラやら、何かと大変ですね。
    しかし、そんな中でも、あじさい、菖蒲と咲き、多少でもイイ感じと言えるのではないでしょうか?

     
    ●山田久美夫氏の個展
    DSCF0191富士フイルムフォトギャラリー新宿一番近い駅は、丸ノ内線「新宿御苑前」。後はネットでご確認ください。で開催中の、フリーカメラマン 山田久美夫氏の個展「Flower Portrait」に行ってきました。
    通常の花の写真とは一寸変わった写真展です。

    一番近いイメージは、絵画のマネ、モネの「印象」かと思いましたが、もっと色で遊んでいます。

    花が持つ色々な要素の中で、「花を色で語ると・・・」と、いう感じです。
    色の中で「たゆたっている」と言っても良いかも知れません。
    気持ちイイです。

    また、水滴、夕日という花の良さを引き出すモノと一緒の写真もありました。
    こちらの方は、たゆたうという感じではなく、生命の強さと移り変わりを感じさせます。

    ムシムシし、不快指数の高い都会の中、一服の清涼水の感じです。
    7/3(木)まで開催10時~18時(最終日14時まで)
    お勧めの個展です。

2014年06月29日

  • ●夏至[初候]乃東枯る
    「乃東枯る」は読めないですね。「なつかれくさかるる」と読むのが正解だそうです。
    現在の漢字で書けば、「夏枯草が枯れる」だそうです。
    夏枯草というのは、「ウツボグサ」のこと。固有植物の名前です。

     
    ●夏越の大祓
    IMG_0842こちらは、「なごしのおおはらい」と読みます。
    6月は一年の折り返し、12月と同じように、自分を振り返るには時期かも知れません。
    同様に半年間何とはなしに溜まってしまった穢れを払う時期でもあります。

    祓いは、茅輪潜りです。

    由来は素戔嗚尊(スサノオ)伝説です。
    素戔嗚尊が南に行き、ある村に泊まろうとしました。
    その村には二人の兄弟がいました。貧乏な兄、蘇民将来と、裕福な弟、巨旦将来です。
    裕福な弟が断ったのに対し、兄はやさしくもてなします。

    次の日、素戔嗚尊は発つ時、蘇民将来に、「疫病が流行した際は、茅輪を腰にさげなさい。そうすれば、疫病にかからずに済みます」と教えました。

    その茅輪を大きくし、くぐって祓うのが、夏越の大祓。

    写真は神田明神境内です。

2014年06月22日

  • ●芒種[末候]梅子黄なり
    意味は、梅の実も黄色くなりました。
    2月に花が咲いた梅が、実を結び、それが色づくわけですから季節の移り変わりは早いです。

    しかも、梅雨の時期。
    梅が如何に日本人に愛されたか、わかりますね。

     
    ●ネムノキ
    DSCF9858家のネムノキが咲きました。
    何故と思うような、個性的な花ですよね。
    しかも香りが立ちます。
    桃の実に似た甘い香りです。

    また習性も独特。
    葉を合掌するように閉じます。
    しかも念が入ったことに、やや下がり気味になります。
    これから、ネム(合歓)の木と呼ばれるようになりました。

    さらに言うと「香木」です。
    焚くといい香りがします。
    それ故、別名は「抹香木」。

2014年06月18日

  • ●芒種[次候]腐草蛍と為る
    「くされたるくさ、ほたるとなる」と読みます。
    虫目でる姫が居た大和国ですが、川の中の生態までは中々分かりません。
    そのためでしょうか?
    しかし、腐ったモノから、あの蛍が出てくるなんて・・・。

    そうか、「風の谷のナウシカ」はここから着想を・・・。
    そんなことはないでしょうが・・・。
    ま、「あの蛍が」という思いはあります。

     
    ●梅雨空、空の上から見ると
    IMG_0794飛行機から撮った雨雲の上の景色です。
    一面の白は、もう別世界です。

    たまには、こんな世界を眺め大きな気分にならなくっちゃ!

2014年06月10日