旬の情報」カテゴリーアーカイブ

旬の情報

  • ●冬至[次候]麋角解つる

    「麋角解つる」とは、「さわしかのつのおつる」と読み、雄鹿の角が落ちることを言います。
    鹿の角は1年生であるため、春にはまた生えてきます。
    今だと、奈良公園の鹿の角切りをイメージしがちですが、本来は自然の営みです。

     
    ●東海道四谷怪談

    H27-toukaidou-omote ご存知、日本で一番有名な幽霊「お岩」が出てくる狂言、化政文化の華です。
    しかし、これが仮名手本忠臣蔵の裏話であり、初演時は、忠臣蔵と一緒に上演されたのは以外と知られていません。
    今月、国立劇場では新演出で、しかも通しでかけられています。
    26日千秋楽。ということは、クリスマスでもお岩は出てくるということです・・・

2015年12月25日

  • ●小雪[初候]虹蔵れて見えず
    ●恵比須つながり
    前回、恵比寿講のことを書いたら、こんな製品情報が舞い込んできました。main ごらんの通り、ヱビスビールです。

    パッケージに鯛が書いてある「めでたい」バージョンなのですが、10℃以下、飲み頃になると、鯛がピンクに染まるのです。

    飲み頃サインなのですが、これちょっと嬉しくないですか!

2015年11月17日

  • ●立冬[次候]地始めて凍る
     
    ●冬ごもり
    こう書いていますが、今や寒いばかりではありません。
    半袖で過ごしたいような日もあります。
    異常気象、温暖化現象、いろいろな呼ばれかたをしますが、人間の経済活動が地球を圧迫しているのは事実です。
    人間、冬ごもりできると、また状況が一変するのかも知れませんが・・・

    IMG_1235

2015年11月11日

  • ●霜降[末候]楓蔦黄なり
    朝晩は寒いですし、夕方、めっきり物悲しくなってきました。
    お鍋をつつきながら、ゆっくりしたい時期ですよね。

     
    ●落語「野ざらし」
    野ざらしという落語があります。
    ご隠居さんが釣りに行き、野ざらしの骨に酒を掛け回向すると女性の幽霊がやってきて腰を揉んでくれたというので、八さんは・・・。が筋。

    なにか物悲しい秋の夕暮れ、そして女幽霊の色っぽさ、そして・・・、と見所、聞き所満載の落語なのですが、最近は護岸工事ばかりされ、そんな雰囲気は皆目です。

    IMG_2623-2 情緒を探しておりますと、ありました。
    桜の名所、目黒川の桜の紅葉です。

2015年11月06日